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AG-HMC155使用レポート [ビデオ制作]

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★(上)PANASONIC AG-HMC155により撮影したAVCHD映像の静止画
 (ステージ照明が少し暗めの赤のため、こういう色ですが、鮮明さは感動ものです。
これで標準画質とは信じられません!)

 まだ週末の音楽祭り撮影の余韻が残っておりますが、PANASONICのAVCCAM/AG-HMC155初めての本格的運用でしたが、結果は大きなミスもなく、無事に撮影ミッションを完了できました。のべ約6時間あまりに及ぶ映像をAVCHDの標準画質(HGタイプ)でSDHCカード16GB2枚と8GB1枚にほぼ満杯で収録できました。
 私の10月10日付けのブログでAG-HMC155の外観が、同じPANASONICのDVX-100Aと比べ「安っぽい」ということを書きましたが、今回は実際に絵を撮ってみての印象を。
 それは、「あんな小さなSDカードに、こんなに美しいハイビジョン映像がこんなにたくさん撮れていいのか?!」ということに尽きます。私自身、25年ほどの映像経験の中で、初めて見たVHS-Cカセット、それからVIDEO8、次にHi8、そしてDV登場の衝撃と、その都度、テープサイズのコンパクト化とともに革新的な映像のクオリティの向上があったのですが、今回ほど衝撃を受けたことはありませんでした。カルチャーショックと言いますか、技術の進歩もここまで来たかという感じです。
 さらに言えば、映像は素晴らしいけどSDカードが小さすぎて(専用ケースに入れても小さ過ぎ!)風が吹けば飛んでってしまいそう。ちょっとノートに挟んだらもう探すのが大変!という嬉しい悲鳴のような状況です。暗い中でのテープ交換(もとい、カード交換というべきでした。)は、交換するカードの向きや置く場所などを考えておかない老眼が進んだ眼には暗い中での小さなSDカードの交換作業は苦労します。
 ところで、撮影翌日のこと。さて映像をパソコンへ取り込む段階になりまして、カメラ側にiLink端子がないため(購入時には分かっていた)USBケーブルを使用してMacBook ProのiMovie08(AVCHDに対応)に取り込もうとしたのですが、当初はファイル転送(この概念がテープと違う)がうまくいきません。iMovie側が155を認識してくれず、しばらくアップルストア札幌のクリエイティブスタッフと四苦八苦した末に、カメラ後部の映像出力の切り替え(100Aと違い、MODEが、CAM、PB、PCの3つある)がなされていないことが判明し、無事取り込み成功。これまで愛用していた100AにはないAVCHD特有のスイッチ類が増えていたことに気づかなかったのが原因。
 しかし、取り込んだ映像のクオリティには、しばし絶句…。これは、AG-HMC155の外観云々を吹き飛ばすような久々の「感動映像」でした。(上記写真参照)

 ところで、何とかマックには取り込めることが確認できましたが、次に我がメインの編集機であるEDIROLのDV-7DLPRO/STUDIO EDITIONには、iLink端子が155側にないため直接取り込めないんですね、これが。
 いったん、iMovie08(06はAVCHD非対応)を経由するしかなさそうです。さあどうするか。次回レポートします。

★SDカードの差し込み風景(とにかく小さい!)…PANASONICの資料から
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