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映像用のBGMについて [ビデオ制作]

 先日、ある友人からあなたの制作したビデオにつけた音楽がいいねと誉められました。ビデオ制作における選曲は、私の得意とする分野でもあったので、我が意を得たりの思いでした。
 今回の映像は、札幌の秋の風景で、北大の銀杏並木や旧道庁周りの紅葉でした。そのバックにつけたBGMが映像とよくマッチしていたのでしょう。そのBGMは、EXインダストリーという会社がシリーズで出しているもので、「スーパーオーケストラ」と題する著作権フリーのCDです。この手のものとしては、比較的安価です。(私が持っている最も高いものは、ロック系の著作権フリーCDで12曲入り2万5000円もしますので…)
http://www.bekkoame.ne.jp/~sch0247
スーパーオーケストラCD-2.jpg

 今回使った曲はその中の18番目の「コーラスオーケストラ」という楽曲なのですが、ちょっとエンヤを彷彿とさせる広がりのある秋の風景にぴったりな曲です。
 ところで著作権フリーの楽曲は、15年ほど前、アマチュアとしてビデオ制作していた時代に、いろんなビデオコンテストに応募する際にビデオ作品に使用するBGMは著作権をクリアしておかなければならないことを知ったことからその存在を知りました。平成7年のふるさとビデオ大賞で大林宣彦監督から「大賞」を受賞した時の監督の批評の中に「選曲の素晴らしさ」という言葉がありました。

jyusyou.jpg
 ★13年前、大林監督から大賞を受賞した時の私。嬉しさで顔が…

 それ以来、結構この著作権フリーの楽曲を集めることに血眼になりました。お金もずいぶんかかりましたが、今、約5000曲くらいは、持っております。これくらいありますと様々なジャンルをカバーできますので、ほとんど間に合うのですが、たまに感動できる新しい曲と出会うとついつい購入してしまいます。
 考えてみますと、映画とかテレビドラマなどでは、そのためにシーンにあった作曲をする訳ですので雰囲気が高まるのは道理であり、見ている人はどんどん劇中に引込まれて行きます。
 私は、個人が制作するビデオ作品についてもBGMは作品の正否を左右するほど重要な要素と考えておりますので、セレクトする際は、自らの選曲リストに従って、かなり慎重に選びます。映像に合うかどうかは曲頭の10秒も聞けばたいてい分かります。それは、自分の映像制作のイメージがほぼ確立しているので選べるんだと思います。でもたまに曲の方に触発されて曲のイメージで映像を手直しすることもあります。選曲作業は、画竜点睛といいますか、制作の中でも重要な段階であり、それ次第で作品の感動度が何倍何十倍にも高まります。だから選曲作業は私にとってとても楽しみなことでもあります。
 著作権フリーのBGMのことについては奥が深いので、またそのうちに記述してみたいと思います。
 






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