「YouTubeへの映像流出、理解の声も」海保頑張れの激励電話殺到! [国際政治]
上記は、本日付けの北海道新聞朝刊社会面(27面)の記事です。見出しには「映像流出、理解の声も」の文字が。
ようやくこういう記事が出て来たという感じですね。
記事によれば今回のTouTubeへの映像流出事案に関して約300件の電話が海上保安庁に寄せられたそうな。内容的には、「正しいことをやっているのに告発は残念。」「領海警備の厳しい実態を知ることができた。」など流出についての肯定的意見が8割を超えているそうである。そのほとんどが、「国民は、海保の味方だ」などの激励だったということです。
誠にもっともなことであります。日本国民の意識は、はまだまだ捨てたもんじゃありませんということでしょうか。
問題のすり替えを行い犯人探しをすることよりももっと大事なことがあるのです。こういうことこそマスコミがもっと先に自らの見識を持って堂々と主張すべきことではなかったのでしょうかね。
不審船事案(平成13年)の時の海保の映像は今でもYouTubeで堂々と見ることができます。
http://www.youtube.com/watch?v=pIrWmisKUBs&feature=related
こちらの方が今回のものより、よほど凄い映像だと思いますが、北朝鮮だと問題なくて、中国船の映像だと怖じ気づいて秘密扱いにして公表を控えるのが今の日本(政府)なのでしょうかね。解せません。
一斉に一方向の報道スタンスをとるのが、日本のマスコミの特徴でもありますが、「不審船事案」の教訓もある(前々回の私のブログでも紹介)のですから、当初の段階から「撮影された映像を全面公開せよ」という気骨のある論陣を張るマスコミがあっても良いと思うのですが…。
産経や読売さんよろしくお願いします。日頃、国民の知る権利を強調される朝日さんもね!
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2010-11-09 07:23
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