“南西”へ向かう自衛隊〜NHKクローズアップ現代が昨夜放映 [安全保障・防衛]
★昨夜のNHK「クローズアップ現代」より
昨夜、NHKの番組「クローズアップ現代」が、いま自衛隊が、南西諸島方面へ戦力をシフトしようとしている現状についてのレポートを放映しました。
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=2974
尖閣問題が起きて国民も国の安全保障に対して非常に関心を高めている中で、正にタイムリーな番組であったと思います。
近年、NHKは受信料問題等々で、物議をかもすことが多かったように思いますが、それはそれとして、安全保障・防衛に関しては、在日米軍や海兵隊、そして自衛隊についてかなり精力的に取材してレポートしているように見受けられます。「龍馬伝」や「坂の上の雲」も秀逸な作品ですし…
今回の番組の要旨については、サイトによればこのようなものです。
『来月、防衛省・自衛隊は国の防衛力整備の指針となる「防衛計画の大綱」いわゆる「防衛大綱」を6年ぶりに見直す。その中で大きな柱の一つになると見られるのが九州・沖縄地方の「離島防衛」だ。自衛隊は、時代の要請の中で「冷戦下の北方対策」から「テロ対策」へと運用の重点を移してきたが、今回の大綱では、中国の軍事力の近代化などを受け、「南西シフト」に大きく舵を切る方向なのである。番組では、「南西シフト」を担うとされる最前線の部隊や幹部への密着ルポを通して、変貌する自衛隊の姿を活写する。そして、これからの時代の防衛力整備はどうあるべきなのか検証していく。』
やはり、近年の中国の海洋への進出が大きな引き金となっていることが伺えます。
今回は、沖縄地方協力本部長の将補の現地における部外広報の努力の状況や西部方面普通科連隊の訓練の模様など丹念な取材を重ねた上での番組作りがなされておりました。
西部方面普通科連隊の訓練の様子がこのように全国的に電波に乗ったのは初めてかも知れません。
ただし、私の師匠であるあだちビデオでは、とっくにDVD「西方の精強部隊」と題してリリースされております。こちらも必見です。
http://adachi.cside8.com/cart/goodsprev.cgi?gno=JG-034
ウィキペディアによれば西部方面普通科連隊とは…
『離島対処即動部隊であり、島嶼防衛を主な任務とする。
島嶼の防衛、奪還を目的とした上陸作戦訓練を、海兵隊と重ねる報道もある。当然、海兵隊のような任務も行うが、主任務としては隠密裏の潜入、遊撃による陣地構築の妨害、通信の遮断、情報収集および逆上陸部隊の誘導であり、方面隊直轄の即応部隊としての性格も持つ。
レンジャー小隊に限らず、通常の隊員もレンジャーの有資格者が多く、一線に立つ隊員のほぼ全員が水路潜入訓練など特別な訓練を行っている。運用に関しての詳細は公開されていない。
特殊部隊に位置づけるかは資料によって異なるが、所属部隊の一部に対しては、特殊部隊向けの給与制度である「特殊作戦隊員手当」が適用されている。』
西部方面普通科連隊は、レンジャー隊員を主体に組織されておるようで、いわゆる特殊部隊的な任務を帯びておると推測されます。このような部隊は、他には、平成16年に習志野駐屯地において編成された特殊作戦群があります。
★パレードにおいても顔は見せない特殊作戦群の隊員たち
★全国の一般部隊に掲示されている特殊作戦群募集ポスター(全国から選りすぐりのレンジャー隊員たちが集められています。)
こちらの方は、未だほとんどマスコミに取り上げられておりませんが、いずれ明らかになることでしょう。
現代の国家の安全保障においては、特殊部隊といえども世界に対して存在することをアピールすることが抑止力にもつながりますし、隊員たちの士気も高まることでしょう。
取材のOKが出るようになったら私も是非取材撮影したいものです。
昨夜、NHKの番組「クローズアップ現代」が、いま自衛隊が、南西諸島方面へ戦力をシフトしようとしている現状についてのレポートを放映しました。
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=2974
尖閣問題が起きて国民も国の安全保障に対して非常に関心を高めている中で、正にタイムリーな番組であったと思います。
近年、NHKは受信料問題等々で、物議をかもすことが多かったように思いますが、それはそれとして、安全保障・防衛に関しては、在日米軍や海兵隊、そして自衛隊についてかなり精力的に取材してレポートしているように見受けられます。「龍馬伝」や「坂の上の雲」も秀逸な作品ですし…
今回の番組の要旨については、サイトによればこのようなものです。
『来月、防衛省・自衛隊は国の防衛力整備の指針となる「防衛計画の大綱」いわゆる「防衛大綱」を6年ぶりに見直す。その中で大きな柱の一つになると見られるのが九州・沖縄地方の「離島防衛」だ。自衛隊は、時代の要請の中で「冷戦下の北方対策」から「テロ対策」へと運用の重点を移してきたが、今回の大綱では、中国の軍事力の近代化などを受け、「南西シフト」に大きく舵を切る方向なのである。番組では、「南西シフト」を担うとされる最前線の部隊や幹部への密着ルポを通して、変貌する自衛隊の姿を活写する。そして、これからの時代の防衛力整備はどうあるべきなのか検証していく。』
やはり、近年の中国の海洋への進出が大きな引き金となっていることが伺えます。
今回は、沖縄地方協力本部長の将補の現地における部外広報の努力の状況や西部方面普通科連隊の訓練の模様など丹念な取材を重ねた上での番組作りがなされておりました。
西部方面普通科連隊の訓練の様子がこのように全国的に電波に乗ったのは初めてかも知れません。
ただし、私の師匠であるあだちビデオでは、とっくにDVD「西方の精強部隊」と題してリリースされております。こちらも必見です。
http://adachi.cside8.com/cart/goodsprev.cgi?gno=JG-034
ウィキペディアによれば西部方面普通科連隊とは…
『離島対処即動部隊であり、島嶼防衛を主な任務とする。
島嶼の防衛、奪還を目的とした上陸作戦訓練を、海兵隊と重ねる報道もある。当然、海兵隊のような任務も行うが、主任務としては隠密裏の潜入、遊撃による陣地構築の妨害、通信の遮断、情報収集および逆上陸部隊の誘導であり、方面隊直轄の即応部隊としての性格も持つ。
レンジャー小隊に限らず、通常の隊員もレンジャーの有資格者が多く、一線に立つ隊員のほぼ全員が水路潜入訓練など特別な訓練を行っている。運用に関しての詳細は公開されていない。
特殊部隊に位置づけるかは資料によって異なるが、所属部隊の一部に対しては、特殊部隊向けの給与制度である「特殊作戦隊員手当」が適用されている。』
西部方面普通科連隊は、レンジャー隊員を主体に組織されておるようで、いわゆる特殊部隊的な任務を帯びておると推測されます。このような部隊は、他には、平成16年に習志野駐屯地において編成された特殊作戦群があります。
★パレードにおいても顔は見せない特殊作戦群の隊員たち
★全国の一般部隊に掲示されている特殊作戦群募集ポスター(全国から選りすぐりのレンジャー隊員たちが集められています。)
こちらの方は、未だほとんどマスコミに取り上げられておりませんが、いずれ明らかになることでしょう。
現代の国家の安全保障においては、特殊部隊といえども世界に対して存在することをアピールすることが抑止力にもつながりますし、隊員たちの士気も高まることでしょう。
取材のOKが出るようになったら私も是非取材撮影したいものです。
ミリタリー・エンジェル Part.2 精鋭!レンジャー訓練 [DVD]
- 出版社/メーカー: エスピーオー
- メディア: DVD
2010-12-03 17:11
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