落下傘部隊、未だ災害派遣継続中… [東日本大震災]
日本唯一の落下傘部隊である第1空挺団(習志野駐屯地)の広報紙(全日本空挺同志会発行)5月15日号が送られてきました。広報紙「落下傘」の第1面は、やはり東日本大震災関連記事でした。
(上記写真)
思い起こせば私が、初めて第1空挺団の門をくぐったのは昭和45年。この年の3月に防衛大学校に入校した私は校友会活動(いわゆるクラブ活動)としてパラシュート部に入部しました。そして実降下のための地上準備訓練のために習志野駐屯地を訪れたのが最初でした。
その後、幹部に任官して昭和52年に第126期基本降下課程に入隊し5回の降下を終え、晴れの空挺バッジを授与されました。退官後も空挺同志会会員として大空をこよなく愛した強い絆で結ばれております。
記事によりますと第1空挺団の隊員たちは現在も福島県において災害派遣活動中となっており、その任務は、原子力発電所の状況に応じ20〜30km圏内の要救助者の救助と南相馬市市原町地区沿岸部一帯の行方不明者の捜索だそうです。
3面4面(下記写真)は、見開きで活動状況の写真が掲載されております。甚大な被害を受けた過酷な条件の現地においてひた向きかつ献身的に活動する空挺隊員たちの姿が胸を打ちます。
陸上自衛隊の最精鋭と言われる第1空挺団の隊員たちは、放射能の危険とも戦いながら、現在もなお被災地支援に尽力しておるのです。感謝…
2011-05-28 17:47
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