東日本大震災/自衛隊統合任務部隊解散に思う [東日本大震災]
7月2日の新聞各紙は東日本大震災に対する復興支援活動を行って来た自衛隊の統合任務部隊の解散を報じたが、北海道新聞は小さな扱いの記事であり気がつかなかった読者も多かったに違いない。
NNNのニュースサイトによれば…
「自衛隊は震災対応で、最大で約10万人の態勢を取ってきたが、震災から3か月以上が経過し、行方不明者の捜索や救援物資の輸送などに一定のメドがついたため、態勢を縮小した。
今後も自衛隊の災害派遣自体は継続され、東北地方の陸上自衛隊を中心に、避難所での食事・入浴など生活支援活動が重点的に行われる予定。」
今回の自衛隊の迅速かつ献身的な活動ぶりは、各マスコミもかつて例を見ないほど大きく報道し、国民の感動を呼んでいる所でありますが、自衛隊はその前々身である昭和25年の警察予備隊発足以来、任務の一つとして数多くの災害派遣に任じて来ておる訳で、その意味では当然なし得べきことを淡々と
行ったに過ぎません。
記憶によれば確か昭和51年の山形県酒田市の大火に際しても、いち早く駆けつけ献身的な活動を行った後、派遣部隊部隊は一陣の風のごとく現地を後にしたと言う逸話を聞いたことがあります。
これはまさに武士道精神の発露でありますね。自衛隊発足以来、その精神に変わりはないのです。
統合任務部隊指揮官であられた東北方面総監の君塚陸将の指揮のもと寡黙に心血を注いで活動された隊員の皆さんに心から感謝したいと思います。
そして不幸にも活動途中で亡くなられた隊員のご冥福を祈りたいと思います。
★君塚陸将近影〜産經新聞より
いま、どこの本屋に出向きましても店頭には、東日本大震災の写真集や特集記事を掲載した書籍が目につきます。
中でも自衛隊の活動を取り上げたものが大変多いのは、いかにその活動が被災者の方々や国民を勇気づけてくれたかの証しでありましょう。
このような組織が日本に存在していることを、今まで自衛隊に関心が薄かった多くの国民にも深く印象づけてくれました。そしてとても大切なことを身を挺してたくさん伝えて頂いたような気がいたします。ありがとう自衛隊…
★「自衛隊もう一つの最前線」毎日新聞社(編集協力:朝雲新聞社)
★「東日本大震災/自衛隊支援活動100日全記録」(週刊大衆増刊)
NNNのニュースサイトによれば…
「自衛隊は震災対応で、最大で約10万人の態勢を取ってきたが、震災から3か月以上が経過し、行方不明者の捜索や救援物資の輸送などに一定のメドがついたため、態勢を縮小した。
今後も自衛隊の災害派遣自体は継続され、東北地方の陸上自衛隊を中心に、避難所での食事・入浴など生活支援活動が重点的に行われる予定。」
今回の自衛隊の迅速かつ献身的な活動ぶりは、各マスコミもかつて例を見ないほど大きく報道し、国民の感動を呼んでいる所でありますが、自衛隊はその前々身である昭和25年の警察予備隊発足以来、任務の一つとして数多くの災害派遣に任じて来ておる訳で、その意味では当然なし得べきことを淡々と
行ったに過ぎません。
記憶によれば確か昭和51年の山形県酒田市の大火に際しても、いち早く駆けつけ献身的な活動を行った後、派遣部隊部隊は一陣の風のごとく現地を後にしたと言う逸話を聞いたことがあります。
これはまさに武士道精神の発露でありますね。自衛隊発足以来、その精神に変わりはないのです。
統合任務部隊指揮官であられた東北方面総監の君塚陸将の指揮のもと寡黙に心血を注いで活動された隊員の皆さんに心から感謝したいと思います。
そして不幸にも活動途中で亡くなられた隊員のご冥福を祈りたいと思います。
★君塚陸将近影〜産經新聞より
いま、どこの本屋に出向きましても店頭には、東日本大震災の写真集や特集記事を掲載した書籍が目につきます。
中でも自衛隊の活動を取り上げたものが大変多いのは、いかにその活動が被災者の方々や国民を勇気づけてくれたかの証しでありましょう。
このような組織が日本に存在していることを、今まで自衛隊に関心が薄かった多くの国民にも深く印象づけてくれました。そしてとても大切なことを身を挺してたくさん伝えて頂いたような気がいたします。ありがとう自衛隊…
★「自衛隊もう一つの最前線」毎日新聞社(編集協力:朝雲新聞社)
★「東日本大震災/自衛隊支援活動100日全記録」(週刊大衆増刊)
東日本大震災自衛隊支援活動100日全軌跡 2011年 7/23号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2011/06/23
- メディア: 雑誌
自衛隊vs.東日本大震災 (別冊宝島) (別冊宝島 1780 ノンフィクション)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2011/06/23
- メディア: 大型本
東日本大震災 レンズが震えた 世界のフォトグラファーの決定版写真集 (AERA増刊)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2011/04/21
- メディア: 雑誌
2011-07-05 06:47
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