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日本周辺海域波高し〜北方領土、竹島、そして尖閣諸島 [国際政治]

 ★読売新聞8月16日(木)朝刊
尖閣諸島読売記事370.jpg

 この私のブログは、滅多に政治的なことは取り上げません。しかし、安全保障や防衛問題で見過ごせない問題だと思う時には発言をすることにしております。
 香港船の活動家ら14人が尖閣諸島魚釣島に上陸しました。
 上記読売新聞の写真が今回の事件を象徴しております。
 一昨年9月に尖閣諸島海域で海上保安庁の巡視船に中国漁船が衝突した事件。まだ皆さんの記憶に新しい所です。その2ヶ月後、当時海上保安官であった一色正春氏がやむにやまれずネットに衝突映像を流出し衝撃を与えました。私はブログで一色氏がその後に出版された書籍を紹介いたしました。
http://hajimevision.blog.so-net.ne.jp/2011-03-08
ピクチャ 11.png

 「私が尖閣ビデオを流した本当の理由」とのサブタイトルがついたこの本を読むと今回のような事件が起きることをまさしく予言しているように思われます。
 着実に彼らの行為はエスカレートしているのです。今回も上陸した活動家の犯罪行為を問うことも無く「強制送還」そして、海保が撮影した映像は非公表と言うのが政府の方針のようです。国としての対応は、2年前から何も学んでおりません。何も進歩が無いように見えます。
 現場の海保と警察の連携は良かったのではないか。ただし、いくら捕まえてもすぐ釈放では、体を張って国境を護っている海保隊員や警察官の士気は如何ばかりか心配します。
 真実を映した映像は無修正で公表すべきでしょう。東電福島原発のように編集改ざんしてはなりません。
 映画「海猿」が大ヒットしておりますが、事故対応(ジャンボ機墜落でしたっけ?)のシナリオよりも国境警備のシナリオの方が遥かに喫緊でシリアスな問題でしょう。「国境警備にあたる海猿」映画を速やかに作るべし!
 
 いずれにせよ、前回の政府の対応、そして今回の対応も誤ったメッセージを相手国に与えているように思えてなりませんね。
 「相手を刺激するなとの余計な配慮」が真の外交につながるとも思えません。
 竹島はニュースでご覧のごとく、もはや実効支配されているのです。尖閣諸島も時間の問題と言うことでしょうか。次は軍隊(偽装漁民?)が上陸してくるでしょう。海保と警察では対応は無理でしょう。
 その時、今の政府は、見て見ぬ振りをするのでしょうか? それとも…
 


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