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墓じまいの悩み事(その1) [気になる…]

小島家累代の墓全景370.jpg

 私、九州宮崎生まれの熊本育ち。四人兄弟の長男(姉二人と妹)。陸上自衛隊定年後は住み慣れた札幌市内に定住しております。
 二十年ほど前に熊本の実家の父が亡くなり、そして熊本地震の時、震源近くの高齢者ハウスに住んでいた母は地震の煽りで太宰府の姉の近くへ。今年の1月に98歳で他界しました。
 事情もあって、祖父母等は宮崎の墓に、父は熊本の納骨堂に入ってます。当然母のお骨は父と一緒の熊本の納骨堂となるわけですが、問題は宮崎の墓をどうするのか? 二ヶ所に別れていては私どももそうですが。子や孫たちも困るでしょう。本来なら母が生きている間に宮崎の墓じまいをしておくべきだったのですが、長男の私が遠く北海道に住んでいることもあり、また仕事の忙しさにもかまけて長い間そのままなおざりになっておりました。
 その母が亡くなりますと、長男である私に墓じまいの役割がずしんと否応なしに突きつけられることになりました。今回、母の葬儀、四十九日法要、納骨と怒濤のようにに法事が続くなかで如何に宮崎の墓じまいをしたら良いのかとの命題が長男である私に重く重くのし掛かりました。
 そのストレスは仕事の悩みとかとは全く異質の個人のアイデンティティーと言いますか、ルーツ、根源に関わる部分であり、寝ても覚めても脳裏から離れることはなく心身ともに深い疲労感に満ちたものだったのです。
 毎日新聞の滝野隆浩さんがFACEBOOKによく人の人生の閉じ方やお墓のことなどをシリーズで書かれておりますね。まさにそのようなことが現実の問題として私を苦しめようとは思っても見ませんでした。
 次回は、私がそのような墓じまいに係わるストレスから如何に脱却できたかの顛末を御紹介したいと思います。



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