歯科医の元プロボクサー黒木正克先生のヒストリービデオ

（歯科医でプロボクサー黒木正克氏の希有なる人生　〜以下の写真は石川慎士氏提供）


　８月２４日（日）に富士総合火力演習の撮影を終え、大阪エリアでの撮影に移行しました。これは、現在、箕面市で歯科医院を開業されている黒木正克先生のいわば「自分史」的なビデオの制作です。
　黒木先生は、昭和１１年に北海道北見市で生まれ、その後、札幌南高等学校を経て大阪歯科大学を卒業しました。
　その間、昭和３２年に大阪の大真拳闘倶楽部に所属し、プロボクサーとしてデビューし大活躍。昭和３７年に引退するまで４９戦２５勝（８KO、4TKO）１８敗、３分け（勝率５１%、KO率４８％）、３エキジビションの輝かしい戦績を残しております。昭和３２年には西日本新人王に輝き、昭和３６年には全日本バンタム級５位にまで上り詰めました。

（黒木先生が戦った試合のポスターと当時の試合結果を伝える新聞記事）



　歯科医を志す中で、プロボクサーとしても活躍されたということで、スポーツ歯学という新しい分野の発展の礎を築いたと言える希有の経験を持つ方です。今回の制作企画は、黒木先生の出生から現在に至る足跡をたどる映像ドキュメント的な内容となります。
　すでに、出身中学や高校への取材は終えており、当時の試合の８ミリフィルムも入手できました。今回は、ご本人が卒業された大阪歯科大やプロボクサーとして戦った阿倍野体育館などの各会場を本人に実際に訪ねて頂き、当時の想い出を現地で語って頂いたり、また現役ボクサーに対するカスタムメイドマウスガードの診療シーンの撮影などでした。
　久々に訪ねる所も多く、黒木先生も記憶の糸をたどりながら感慨深いそれぞれのコメントが収録できました。今年中には第１次編集が終わり年明けには、関係者交えての試写会が行われる予定です。

（想い出の阿倍野体育館前にて感慨深げな黒木正克先生）

富士総合火力演習２００８撮影

（富士総合火力演習の広報用チラシ）


　今年もまた、陸上自衛隊の年間最大のイベント「富士総合火力演習」が、８月２４日（日）東富士演習場で開催され、たくさんの観客が見守る中、隊員たちの日頃の訓練の成果が披露されました。私は、昨年に引き続き今回もあだちビデオの撮影スタッフとして次男の隼（じゅん）とともに参加しました。
　スケジュールは２２日（金）に新千歳空港から空路羽田へ。その後、高速バスで御殿場まで移動し阿達社長らと合流、まるびオートキャンプ場にテントを設営し２日間に渡り土砂降りの雨の中の撮影支援を行いました。
　雨にも関わらず、朝早くから続々と見学者が会場に集まり、一部航空火力と空挺降下は中止されたものの、その他の射撃等は、おおむね予定通り実行されました。ビデオ撮影は、メインのカメラは今年から１６：９（HD）で行いました。私のカメラは、100A（SD）のため、スクイーズ映像で収録。ディスプレイに写るのは、縦長の映像なので、バランスに慣れるのに結構苦労しました。時折激しく降る雨の中、射撃開始直前まで結露に悩まされたり、レンズの水滴をナレーションの合間にこまめに拭き取らねばならないなど、晴天の昨年とは全く違った撮影環境でしたが、夜間を含め２日間の撮影を無事終了することができました。スタッフの皆様本当にお疲れさまでした。
（まずは宿営地の設営から）


（今年は雨対策に気を使いました）


（戦車＆対戦車ミサイル射撃や戦闘支援のヘリコプター群　写真撮影は次男の隼）

キリンチャレンジカップ2008/サッカー日本代表vsウルグアイ代表戦 in 札幌ドーム

　昨日、札幌ドームにサッカー日本代表の試合を初めて見に行きました。いつもはテレビ観戦ですが、滅多に札幌で代表戦は見れないと思い６０００円のチケットを購入し意気揚々と出かけました。


　超満員の地下鉄東豊線に乗り、試合開始３０分くらい前にドーム到着。会場入り口では入場者に代表のファイルケース（写真）がプレゼントされ、気分はルンルン。幕の内を買って席に着きました。


　席はグランドからやや遠いものの全体を見渡せます。試合前に早めに弁当を完食し満を持して試合観戦に臨みました。


　前半は、ややウルグアイが押し気味でドロー。後半早々の３分に日本が１点を先取し、ドーム内に歓声がこだまする。しかしこれが何とウルグアイのオウンゴールということで、不吉な予兆となってしまう。いまいちすっきりしないまま、すぐに同点ゴールを浴びてしまう。それからが日本の悪夢の始まりでした。終わり間近に立て続けに２点を献上し、ディフェンスはぼろぼろ…　攻め上がっても決定機を何度も逸し、１対１でもつぶされる場面が多く、パスミスも多い日本。
　一方w杯南米予選を控えたウルグアイはまさに真剣勝負して来ていました。（でも日本もW杯アジア最終予選があるんだけど…）まるで、北京五輪サッカー男子の試合のリプレイを見てるようなふがいなさでした。
　★日本の攻撃も決定力不足は深刻…

　★ウルグアイの分厚い攻めに代表はボロボロ…

　★悩み多き日本代表イレブン


　私の席の周りからは日本代表に「へなちょこ！」の声も。金を取って見せる試合ではなかったというのが正直な印象でした。唯一の救いは、２年ぶりに代表復帰した小野伸二の復活でしょうか。
　★小野のコーナーキック

　
　★３万人を超える北海道のファンの期待を裏切った今回の試合内容は寂しすぎる…　


　Jリーグでいくら結果を残せても欧州や南米のリーグで揉まれてこないと世界で勝負できないのでしょうね。中村俊輔のように代表全員が海外で活躍する選手で占めるようにならないと日本のレベルはこれ以上がらないんでしょうか。オシムさんから岡田さんに変わりチームも混迷しているのかもなどと素人ながら愛すべき日本代表の心配をしております。
　最後に腹いせ？に２つのショットを…
★チアガールのみなさん。（よく足が上がっておりました！）


★キリンビールの環境マスコット『エコジロー』です。（エコロジーではありません）


　明日２２日からは、週末に静岡県御殿場で行われる自衛隊の富士火力演習の撮影に行って参ります。

ビデオ制作２件

　ビデオ制作の最新作２件についてご紹介いたします。



　１件目は６月に開催されたYOSAKOIソーラン祭りのチームビデオ「雄武２００８／Bigband Arrange」です。練習から本祭そして、打ち上げ会に至るまでの密着ドキュメントです。各会場の演舞も総て収録してあり、メニューで会場別にご覧になれるようなっております。今年はチーム結成５周年ということで、これまで５年間の演舞の写真を集大成した記念のアルバムもこの秋に制作予定です。



　２件目は、２年前に亡くなられました福岡英敏様の３回忌の集いで上映するビデオです。自衛隊で勤務されていた当時の部下やお仲間が５０人も集まり、「故人を偲ぶ会」がKKRホテル札幌で故人の命日である８月１６日（土）に催されました。
　私は数ヶ月前に福岡様の奥様からご主人の生まれてから亡くなるまでのお写真とビデオをお預かりしまして、出生から御退官までとそれ以降の２部構成、約３５分のDVDに編集いたしました。
　当日は、会場内にセットしましたプロジェクターにより大画面で上映し、ご遺族とご参会の皆様にご覧頂きました。
　上映が始まりますと、皆さんそれぞれの心の中の故人の想い出が蘇るのでしょう、食い入るようにご覧になっておりました。ご遺族にとりましても故人への想いを新たにする意義深い「偲ぶ会」となったものと思います。　　合掌…
　世界に一つだけの感動映像をお創りいたします。http://www.hajimevision.com

北海道開拓神社の大神輿

　北海道開拓神社にある日本最大級、約４．５tもある大神輿。これまでは、３年に一度北海道神宮の参道と三越デパート前で担がれるだけでした。今年は、北海道の開道１４０周年、開拓神社建立７０周年を記念して人力で曵き、北海道開拓に縁の深い北海道庁で担がれることになりました。「開道１４０周年記念神輿渡御実行委員会」が一般公募でたくさんの市民を募り、世界的デザイナーのコシノジュンコさんの法被をまとって大神輿を皆で曵いて担いで北海道をさらに元気にしましょうと企画しました。
　神輿の渡御は、快晴の本日１７日（日）午前１０時に、北海道神宮を出発し、札幌市内を道庁までの間で行われました。道庁北側の会場ではコシノジュンコさんデザインの法被を着た「和っしょい北開道」の皆さんが「わっしょい」のかけ声でたくさんの神輿会の皆さんと一緒になって交代で何度も担ぎました。
　大神輿というだけにとにかく大きく担ぎ棒の数は何と６本もあります。（屋上からの下記写真参照）
　初めて参加する人も多かったようですが、皆さん「重い！」と言う感想の一方で、「大変感激した。」「また担いでみたい」との声も多くありました。
　私は友人の森氏と数週間前の実行委員会から撮影を開始し、引きや担ぎの練習風景、すすきの祭りへの参加風景などの撮影を経て、この日の本番の撮影も２カメで分担しながら行いました。素晴らしい記録ビデオができるよう編集をこれから頑張りたいと思います。

全員で引いて道庁前へ


道庁北側会場で神輿衆が威勢よく担ぐ


特注の法被を着て。女性も数多く参加しました


上から見るとこんな感じ…（KKRホテル札幌屋上から）


無事、北海道神宮に帰り記念撮影


撮影中の森氏


私

イコロの森を再び訪ねました

　昨日８月１５日（金）イコロの森を再び訪ねました。http://www.ikor-no-mori.com
　前回は６月８日でしたので、約２ヶ月ぶりです。何故か今回も曇り模様の天気でしたが、平日とあって比較的お客様も少なく、ゆっくりと散策できました。
　前回整備中だったローズガーデンは出来上がっていましたが、残念ながら見頃の時期がもう過ぎていました。少しだけ残ったバラを撮影。百合の花が昨夜の雨の雫をたたえて瑞々しく咲いていました。
　例によって森の食卓「トマティーヨ」で昼食。私は彩りのあるおいしい魚介のグリルを頂きました。デザートはお庭脇の木のベンチでソフトクリーム。
　帰りに「森の学校」で展示中の道内（岩内町）出身の貼り絵画家である藤倉英幸さんの作品展を観賞しました。

空自千歳基地航空祭の撮影

　８月１０日（日）航空自衛隊千歳基地の航空祭の撮影に行って参りました。今回は、チャンネルSさんの取材撮影です。ただ、今回は報道対応はしないとのことで一般と同じ扱いでした。快晴のもとで、総てのプログラムがパーフェクトに実行され、素晴らしい空のページェントを２台のカメラで収めることができました。
　ブルーインパルスの曲技飛行は見るのも初めてもちろん撮るのも初めてでしたが、その妙技の度に観客のため息や歓声が会場内にこだましていました。
　またブルーインパルスを撮らせたらこの人の右に出る人はいないという映像ディレクターの坂本訓広さんにもお会いでき、撮影の間のわずかな時間ではありましたが、親交を深めることができました。坂本さんのディレクトされたDVDはこちら…http://www.blueimpulsefan.net/dvdpreview.html
こちらも是非見てください。http://www.blueimpulsefan.net/dvdpreview_s-rolling.html

★航空祭のプログラム


★つかの間の出会いでしたが…　坂本訓広氏

DV-7研究会

　８月８日（金）、札幌エルプラザにおいてDV-7研究会北海道支部８月例会を開催しました。DV-7は、エディロール社のダイレクトリニア方式のビデオ編集機のことです。参加者はDV-7ユーザーなど１３人。
　会は、例によって作品紹介から。
　大栗さんは、前回発表して頂いたメロンシリーズの完結版ということで、「夕張メロン」を１４分にまとめた作品です。雪の深い時期から７月上旬まで約半年に渡る丹念な取材を経て完成した作品です。普段私たちが知らない苗の接ぎ木や定食作業の様子や農家の方へのインタビューなどを大栗さん自らの軽妙なナレーションを短切に織り込んだ小気味よい作品になっておりました。この作品をDVDにしてメロンにつけたら消費者も陰の苦労を知ることができさらに美味しく食べれるのではとの声もありました。また大栗さんには「DV-7効果集」も披露して頂き、編集の原点に返る思いでした。
　対馬さんは「憧れのスイスと感動の旅パリ・ロンドン」。娘さんと旅した初夏の欧州撮りたての一品です。対馬版の「世界の車窓から」と言ったところでしょうか。デジカメで撮った写真を随所に織り込んだメイキング版もあり、今回も楽しませてもらいました。娘さんの姿が意図的に？映ってなかったのですが、「見たかった…」との声も。
　また森さんからはSDで撮影し制作したDVDがフルハイビジョンの大型テレビで見ると画質があまり良くないとの報告がありました。これまでのSDとハイビジョンが約３倍の画質の差から来るものと思われますが、ハイビジョンが普及して参りますと、皆さん目が肥えてきますので、このようなことが頻発しそうです。ビデオを作る側も否応無しにハイビジョンやブルーレイディスクに移行せざるを得ない状況のようです。
　参考となる記事は　http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1014001225
　研究会の後は夏真っ盛りの札幌を楽しもうと、大通りビヤガーデンに繰り出し、またひとしきりビデオ談義に文字通り口角泡を飛ばして一段の盛り上がりでした。写真は小林さんにもご協力頂きました。
　
★エルプラザでのフリートークタイム


★大通りビヤガーデンで超盛り上がり！

FMドラマシティに生出演しました

　本日８月２日、新さっぽろエリアのFM放送「FMドラマシティ」に生出演してスタジオで若者男女３人と映像制作談義をさせて頂きました。先日、友人の森さんが同じ番組に出演したときに、私は写真撮影で森さんについて行ったのですが、その時、ディレクターの杉野恵理さんから、是非出演をとのラブコールを頂いたことが今回の出演につながりました。番組名は、「Da!Da!Da!Da!男CE'ズ」ダンス好きの若者がキャスターを務める活気あふれる番組です。
　私のプロフィールを紹介頂いた後に、映像制作のやりがいや苦労話、若者たちへのメッセージなどを披露させて頂きました。その上ちゃっかりと長男（UP-SHOW）の自主制作CDから「Vibes」もリクエスト曲としてかけてもらい、映像制作活動の宣伝もさせていただきました。　楽しいひと時を過ごさせて頂き感謝！
　FMドラマシティ 　　http://www.dramacity.jp
　感動映像HAJIMEVISION 　　http://www.hajimevision.com

★FMラジオシティのスタジオにて（森氏撮影）