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防衛大学校DVD「任重く道遠し〜小原台を駆けた若人〜」 [TOPICS]

任重くVHS表紙370.jpg

今から17年前の2002年(平成14年)、『任重く道遠し』と題する映像作品が防衛大学校創立五十周年を記念して制作されました。
サブタイトルは「~小原台を駆けた若人~」
当時はまだまだアナログの時代。VHSテープ(52分)に収録されていました。
その原作を書き下ろしたのは札幌在住の桑原泰彦先輩。海上の6期生です。三枚目写真にあるA4サイズの「ビデオ構成台本」何と22ページに渡って詳細なナレーション原稿を当時書き下ろされたのです。
任重く台本370.jpg

私は現職を終え第2の人生『映像作家』と自称して(笑; 税務署申告はそのように)おりますが、これだけの濃い内容はとても書き下ろすことは出来ません。
卒業生であれば誰しも熱い思いを共有できるこの素晴らしい作品なんですが、今となっては再生するデッキも身近にはなく、あったとしても錆び付き朽ち果てているのが現実なのであります。
そこでこの度、内々の作業ではありますが、このVHSテープで制作された作品のDVD化に挑戦いたしました。ジャケットの図柄は95%オリジナルのものを踏襲しつつDVDケースのサイズにリメイク。
何とかオリジナルの雰囲気を保ったままのDVD作品として甦らせました。
DVD任重く道遠し背・表紙370.jpg

DVD任重く道遠し裏表紙370.jpg

問題は収録映像内容ですが、本来4:3のアスペクト比を今の16:9のワイド画面で心地よく見て頂くために余った両サイドに防衛大学校の校章とタイトル&サブタイトルを配して上手くバランスの良い画面構成にいたしました。
ワイド画面①370.jpg

ワイド画面2 370.jpg

ワイド画面③370.jpg

明後日には完成させ桑原先輩に映像チェック頂く予定です。
元々非売品として同窓会で制作したものですので営業目的ではありませんが、関心のある方は御一報ください。→ info@hajimevision.com
残念ながら画像の戦明度に関しましては、現在のハイビジョンやひょっとしたら4K8Kに慣れた眼には物足りないかとは存じますが、熱い息吹は紛れもなく感じ取って貰えることと確信いたします。
この作品。日本国の防衛の骨幹を担う若人たちの連綿と続く絆の原点を伺い知ることのできる秀作と言えるのではないかと私自身は思ってます。


関連のコンテンツ紹介です。


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第73戦車連隊隊員用のDVD最終版完成! [新作DVD映像作品]

DVDジャケ勝兜連隊表紙修正370.jpg

 第73戦車連隊の3年間に渡る訓練や行事を映像記録したDVD作品「勝兜連隊此処に在り」の連隊用最終修正版が完成し本日連隊広報班に発送させて頂きました。
 最終修正の内容は、微細な保全上の問題点の除去と『歴代戦車の変遷』コーナーを設けた事です。
何とM24軽戦車(愛称チャーフィー)やM4シャーマン中戦車、そしてM41軽戦車ウォーカー・ブルドッグあたりから大戦後における北海道の戦車の歴史は始まっているのです。
戦車の変遷③370.jpg

 M4シャーマン中戦車と言えば、2014年公開となったブラッドピット主演の『フューリー』に登場しましたね。
FULY370.jpg

 自衛隊の前身である警察予備隊〜保安隊の頃の草創期の戦車は全て米軍からの供与だったのです。当初の間は米軍のマーキングや塗装はそのままで使用していたのだそうです。
晴れて国産の三菱重工製61式戦車が配備になったのは第73戦車連隊がまだ104戦車大隊と呼ばれていた昭和44年です。
 当時は『特車』と呼んでました。時代が『戦車』と呼ぶのを許さなかったのです。戦車マン達にとっては辛い時代だったと思います。
 自衛隊を取材して作品を作るプロダクションは東京や関東地区を中心に数多ありますが、私は陸自出身のOBならではの「視点」を大切にしたいと考えています。
 ①それは、北海道ならではの春夏秋冬の季節感、特に冬の厳しさの中で隊員たちが弛まぬ努力をしている事を映像で伝えること。
 ②部隊の歴史を作品の中で辿り、部隊毎に連綿と受け継がれる伝統があってこそいまの部隊そして隊員たちがあるのだと言う事を映像の中で表現したいのです。
 ③また、女性のナレーションによりハードな訓練を柔らかく分かり易く噛み砕いて一般の方に理解頂くこと。
 ④そして、現場の隊員たちのインタビューです。隊員の生の声によって、その熱い想いが必ずや見ている人の胸に響くと考えています。
 私のDVDを購入した方から「小島さんの作品は他のプロダクションの作品とはひと味違うね!」とお褒めの言葉を頂いたことがあります。まさに我が意を得たり!でしたね。
 この作品は連隊の隊員用に制作しました。長編です。
 収録時間はDisc-1「勝兜連隊此処に在り」が164分、Disc-2戦車射撃競技会(10個小隊)が120分です。一般販売用にはDisc-1のみとし、内容をもう少し削ぎ落とします。東京のアースゲート社からセル&レンタル用として夏頃に販売予定です。全国の自衛隊ファンそしてタンクマニアの皆さんに是非「勝兜連隊」の心意気を見て頂きたいものです。



関連のコンテンツ紹介です。


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DVD「勝兜連隊此処に在り」試作版完成! [新作映像作品紹介]

DVDジャケット勝兜連隊表370.jpg

 第73戦車連隊の訓練や行事を平成28年から3年間密着して映像記録した作品がようやく日の目を見ることになりそうです。
 タイトルは『勝兜連隊此処に在り〜第73戦車連隊映像記録集』(DVD 収録時間2時間超)
 平松連隊長から中村連隊長と2代に渡っての映像記録。
 特色は、連隊長インタビューによって指揮官自ら連隊の歴史のみならず現代戦における戦車の役割や重要性が語られていること。戦車&装甲車による潜水渡渉・浮航訓練 偵察警戒車(RCV)の検定射撃訓練 戦車射撃競技会の練成状況(射撃予習、検討会、隊員インタビュー、練成射撃訓練、競技会本番、表彰式) 常備化連隊となって初の第7師団創隊記念行事における大迫力の訓練展示 等々見所一杯の作品となっております。
 また、平成最後の年となる平成31年冒頭の師団総合戦等射撃における第73戦闘団の勇姿も必見です。
勝兜連隊ラベル370.jpg

 この作品をもちまして、私の作品としては第7師団の戦車連隊全て(71、72、73)を網羅することになります。第71戦車連隊については前回ブログ紹介しましたアースゲート社から今回Amazonで発売となりました。第72戦車連隊につきましては1昨年宝島社から出版されております。是非こちらの方もチェック頂くと嬉しい限りです。

お薦めのDVD作品へのリンクです。


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DVD「密着!戦車連隊」Amazonで販売開始しました! [新作DVD映像作品]

密着戦車連隊ジャケット表裏370.jpg


 昨日、Amazonで拙作「密着!戦車連隊〜第71戦車連隊練磨の記録」が発売となりました。
 特典映像に「10式戦車報道公開」がついて132分の長編ですが、価格は¥2,000- とお買い得になっております。皆様是非御購入よろしくお願いいたします。
https://www.amazon.co.jp/%E5%9C%A7%E5%B7%BB-%E6%88%A6%E8%BB%8A%E5%B0%84%E6%92%83%E7%AB%B6%E6%8A%80%E4%BC%9A-%E6%88%A6%E8%BB%8A%E9%80%A3%E9%9A%8A-%E7%AC%AC71%E6%88%A6%E8%BB%8A%E9%80%A3%E9%9A%8A%E7%B7%B4%E7%A3%A8%E3%81%AE%E8%A8%98%E9%8C%B2-DVD/dp/B07L5DTD9Q

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