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追悼〜大林宣彦映画監督との想い出 [追悼]

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 大林宣彦映画監督が昨夜亡くなられました。
 思えば平成7年の第3回芦別映画学校で大林校長からふるさとビデオ大賞を頂きました。
 その事が陸上自衛隊退官後の私の人生の道標となり現在の映像制作活動に繋がっております。
大林監督と握手370.jpg

大林監督ご夫妻と4人370.jpg

部隊密着表紙480.jpg

 3年前の平成29年春。私が宝島社からDVD-BOOK「日本を守る陸上自衛隊部隊密着」を出版した際に大林監督から御祝いメッセージとしてお送り頂いたはがきです。(下記写真参照)
大林監督葉書文面480.jpg

内容を文のまま紹介いたします。

『芦別でのステキな思い出有り難うございます。また此の度はDVD-BOOKの出版お目出度うございます。…
日本国民が日本国のために何を行うか。その事を良く知るために自衛隊の活動があなたのような方によって紹介されるのはとても役立つと信じます。
3.11での活躍など正に国民の穏やかな日々創造のための自衛隊の皆様の活躍は目を見開かんばかりの有難い素晴らしいものでありました。
自衛隊と国民との関係がこれから次第に変化してゆきます。ヴィデオが映し出すマコトは、きっと私たちが間違いを犯さぬための美しき力となってくれるでしょう。
映像よ、心の瞳たれ…お目出度う…』

大林監督は幼少の頃に戦争を体験しておられますので、平和への思いはとても強いものがあったと思います。最近の作品群にも平和を希求するテーマが数多くあります。
従いまして、私がかつて奉職した自衛隊をテーマとする映像ドキュメンタリー作品を世に出すと言う大林監督への3年前の御報告も実は当時多少の躊躇もありました。
しかし、前述の御葉書の文面の通り、私の制作活動をしっかりと受け止めて頂き感想と激励を頂いたのです。

“映像よ、心の瞳たれ”

私は、この言葉を肝に銘じて、大林監督に習い、終生自分の信ずる映像制作に邁進したいと思います。


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