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週刊新潮に岡部元陸幕長が特別手記『御巣鷹山48時間の地獄絵図』 [書籍紹介]

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 週刊新潮の最新号(8月13・20日夏季特大号)に岡部俊哉元陸上幕僚長が特別手記を寄稿し、1985年(昭和60年)8月12日夕に乗客524名とともに墜落した日航ジャンボ機の現場にいち早く降り立ち、救出活動に当たった時の模様を克明に述懐している。
 凄惨な現場の模様は、読んでいても胸が締め付けられる様な思いが突き上げて来る。
 私自身、当時の想い出が走馬灯のように思い起こされた。
 私は当時、倶知安の第29普通科連隊勤務で、夏季の休暇で家内や子供たちと九州久留米(家内の実家)に帰省しており、明日が北海道に戻ると言う日であった。夕方からテレビが日航123便の遭難を報道し始めて緊迫感は高まるばかりで九州の暑さもあり眠れぬ一夜を過ごした。
 翌日の便は日航ジャンボ機。福岡〜千歳の直行便だった。
 機内は事故を伝える大見出しの記事が掲載された新聞を座席で広げる乗客が多く居た。通路を行き交うスチュワーデス(今はキャビンアテンダントとか言うらしいが)の顔が心なしか青ざめて引きつっていたのを昨日のことのように思い出す。
 今回、35年の時の流れを経て、当時第1空挺団の小隊長であった岡部俊哉氏(その後陸上自衛隊トップの陸上幕僚長に就任)が空挺団の第1陣として現場にいち早くリペリング降下し、その後48時間に渡って救出活動にあたった時の模様を生々しく語っている。
 当時の自衛隊員たちの活動内容を当事者の隊員たちからこれまで余り語られることはなかったと思うので、岡部氏のこの手記は正に貴重な体験であり多くの教訓を含むものとなっている。

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樋口季一郎〜人道主義貫いた陸軍中将 [書籍紹介]

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 樋口季一郎の遺訓をまとめた書籍がこの度、孫である樋口隆一氏の手により発刊されました。
 ユダヤ人を助け、そして北海道就中日本をソ連による分割占領から救った人道主義の陸軍軍人がおられたと言う事を後世に伝えるための今回の遺訓発刊は隆一氏の使命感によるところが大きかったのではないでしょうか。
 早速Amazonに発注しました。
https://www.amazon.co.jp/dp/4585222731/ref=cm_sw_r_fa_dp_U_tfZQEbTMT8MGB?fbclid=IwAR2BdDF1OU7chTjeHmWNltyQYJP-TCm-osqcNGP2KeBtpKPs9F52y5oA-sM


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自衛隊「攻撃力」増強計画(宝島社) [書籍紹介]

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 かなりインパクトのあるタイトルに陸自経験者としても驚かされるが、内容は今後の自衛隊がどう変貌して行こうとしているのかを図解とデータで中高生にも解りやすいレベルでよくまとめられている。
 全128ページ中、半分の63ページがカラー印刷であり、視覚的にも楽しめる。
 東日本大震災時に陸幕長であった火箱芳文氏に対する9ページに及ぶインタビュー記事(渡邉陽子氏まとめ)は、東日本大震災における各種教訓が、今後の自衛隊の大改革につながっていることを伝えている。
 しかしながらそれも道半ばであり、最大の問題は予算上の制約であることが文脈から理解できるだろう。
 東日本大震災の教訓が散りばめられた火箱氏の著書『即動必遂』も読んだが、国難とも言うべきあの未曾有の災害に際して火箱氏をはじめ枢要な指揮官クラスに然るべき人材が居てくれたことはまさに幸運であったと思う。
 また、自衛隊が警察予備隊として創設以来、防衛行動を基本として営々として培ってきた実力が遺憾なく発揮されたと言うことにおいて、陸自OBとしても我々が辿ってきた道に誤りはなかったと確認し、かつ後輩たちの被災者重視の献身的な活動を当時誇りに思った次第である。
 世界情勢は我々の予測を越えて今も変転しているが、『治に居て乱を忘れず』との言葉は国の守りの重要性が微塵も変わりがないことを示している。
 宝島社から出版された、この本の価格は1280円(+税)だが、誰が見てもそれ以上の価値がある。
 中高生でも買える価格であり、若い方にも是非読んでいただきたい。
            (小島が記述したAMAZONのブックレビューをここに再録)

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週刊ダイアモンド8月26日号 [書籍紹介]

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 買いました。週刊ダイヤモンド。ビジネス紙買うことは滅多にありませんがね(笑)
タイトルは、「自衛隊ビジネス本当の実力」サブタイトルは、「日本の防衛がヤバい!自衛隊23万人組織の秘密」
目次の添え書きにはこう記されてます。
「兵器には無駄をそぎ落とした機能美と、戦いに負ければ徹底的に破壊されるはかなさがある。だから偶像化される。賛美も毛嫌いもせず、兵器と自衛隊と防衛産業の実力を、データで分析してみた。」と。
 早速読んでみましょう!
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「国のために死ねるか」自衛隊特殊部隊創設者の思想と行動(伊藤祐靖著) [書籍紹介]

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 「国のために死ねるか」(伊藤祐靖著)読了。
 重いテーマではあるが、まるで映画を見るようなイージス艦「みょうこう」の海上警備行動に至るシーンから始まるこの本、一気に読みきりました。第三章、「戦いの本質」に登場するミンダナオ島の謎の?女性ラレインとの出逢いがなければ伊藤氏の現在はないかと思わせる下りは圧巻…まさに個人としての闘いのスキルとはこれなんだ、日本とは守るに値する国なのか?と突きつけられる。
 著者のあとがきには末尾にこう書かれている。
 「私は、元特殊部隊隊員であり、現在も未来も特殊戦の世界で生きていく。しかし、この本は、特殊部隊隊員でも自衛官でもない、ごく一般的な日本人に向けて書いたものである。」
 わずか255ページの薄っぺらい文庫本ではあるが、今の日本人が失った大事なものを思い出させてくれる好著である。
 おそらく伊藤氏が創設された部隊の任務の特性上、このように一般の目に触れる書物にすることには躊躇があったに違いないと推察するが、あえて世に問う決断をされたことに心から敬意を表したい。
 今も黙々と訓練に精励する海自、陸自の精鋭たちにとってそれは励みになると信じたい。存在をひたすら隠すことは必ずしも抑止力につながらない。むしろその逆である。
 私自身気になっていた特別警備隊における死亡事故についても巻末にあえて触れられている。
 その1年半前まで指導に当たっていた者としての無念さが伝わって来て胸が熱くなった。
 実戦ならまだしも、やはり訓練で隊員を失うことはあってはならないのだ。

 ネット上から伊藤氏の現職当時の写真
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かわぐちかいじ氏「空母いぶき」で日本の存立危機事態を描く [書籍紹介]

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 10月2日のスポーツ報知で目に留まった記事です。
 かわぐちかいじさんの連載が本になりました。タイトルは「空母いぶき」。
 テーマはまさに日本の「存立危機事態」。防衛の最前線から逃げること無く描こうとするかわぐち氏の心意気に拍手を送りたいです。ちょっとだけですがその内容を垣間見ることができます。
http://big-3.tameshiyo.me/IBUKI01BIG3


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火箱芳文氏の“即動必遂”を読む [書籍紹介]

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 元陸上幕僚長の火箱芳文氏が著した東日本大震災時の記録「即動必遂」を一晩で読み終えた。

 巻末の後書きにもあるが、これは東日本大震災発災時に陸上幕僚長の職にあった火箱氏が克明に書き留めていた「日記」がベースとなっている。
 あの未曾有の大災害に直面した自衛隊、その中核の活動を為した陸上自衛隊のトップが、その時、何を考えそしてどう組織を指揮統率したのかが紙面を通じてひしひしと伝わって来る。
 またご本人の人情味溢れる人柄も随所に垣間見えこれもまた興味深い。
 国家国民のために一生を終えるまでには何としてでも大震災時のかけがえのない教訓をまとめねばと思いつつ4年が経過してようやく本書発刊の運びになったそうである。
 政治的な配慮を優先すれば、筆先も逡巡するであろう場面も多々あるが、率直に「日記」記載の時の素直な感情がそのまま表現されており、それもまた今後の貴重な教訓となるであろう。オブラートに包むこと無く記述されているのである。一般の国民の方々にも是非読んで頂きたい1冊である。

 火箱氏は政治家でも官僚でもない。軍事組織の長、“武人“である。
 この平和に浸り切った日本に、このような組織と防人たちが人知れず培われて来たことにも、あらためて深い感動を覚えた次第である。
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 ★火箱陸幕長時代、空挺予備員降下訓練後のスナップ(上記写真)

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火箱芳文元陸上幕僚長の著書“即動必遂”いよいよ発刊!! [書籍紹介]


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 尊敬する火箱元陸幕長の著書が満を持して3月5日に発売!
 タイトルは、「即動必遂」
 あの東日本大震災のとき、陸上自衛隊のトップであった彼が如何に考え如何に行動したか。全国民必読の書と言っても過言ではなかろう。
 出版社からのコメントを付記する。
 元陸上自衛隊幕僚長(陸自トップ)による東日本大震災の実録に加え、災害派遣とともに今後の自衛隊のあり方、国家防衛等について論述した。五百旗頭真(いおきべ・まこと)前防衛大学校長推薦。


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DVD「躍進する戦後日本」 [書籍紹介]

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 前にもご紹介したことのあるインフォメディア(株)発刊のDVDシリーズ第4巻目。札幌中央区のローソンで購入しました。
 今回は、「躍進する戦後日本」が出版されました。80分収録のDVD販売価格は600円(税込)です。
 欧米以外で唯一の先進国となったその背景を読み解く!
 世界を驚かせた奇跡の復興がテーマです。
 戦後の昭和20年以降、まさに私たちの世代が育った時代そのものが映像で甦って来ますねえ。まあ私自身は団塊の世代よりちょこっと後(昭和26年生まれ)です。五十歩百歩の世界ですが。
 次回第5弾は、「東京オリンピック・1964」だそうです。

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DVD「復興前夜の日本」 [書籍紹介]

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 先般、DVD「強国に挑んだ戦争の歴史」を紹介しましたが、今回、その続編(第3弾)が出版されました。
 DVDタイトルは「復興前夜の日本」。連合国軍占領下の日本と戦後日本の政治と経済が映像で紹介されています。写真資料なども添付されており、戦後15年激動の歴史が社会史年表で概観できます。
http://books.rakuten.co.jp/rb/12908017
 また、「自衛隊の変遷」も特集されており、戦後の防衛政策について、その概要がビジュアルに概説されておりまして防衛関係者にとっては良き参考資料となることでしょう。
 これで税込600円は、今回も買うしかありませんね(笑)もちろん私は購入しました。
 コンビニのローソンで売り切れの節は下記からも購入できるようです。ちなみに第4弾は、「躍進する戦後日本」9月下旬に販売予定だそうです。これも見逃せません。
 購入漏れの第1弾のテーマは何だったのかと発行元のインフォメディア社にお聞きしたところ第1弾はDVD「20世紀の足跡 陸・海・空乗り物100年史」だそうです。
http://books.rakuten.co.jp/rb/12834645

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