第7師団AC-TESC訓練取材 [撮影取材]

第7師団が担当実施するAC-TESCの取材撮影を6月6日と8日の2回にわたり敢行した。
AC-TESCとは、戦車部隊を基幹とし、火砲やヘリ等、他職種を増強した部隊が、交戦訓練装置(砲弾や銃弾の代わりにレーザー光線を発射・受光する装置)を隊員・車両等に装着し、損害や負傷等の状況が、現地においてリアルタイムで生起する実戦的環境下で行われる訓練である。
また、訓練センターにおいては、現在行われている戦闘の状況を確認でき、使用するシステムは戦闘結果を分析する機能を有しており、訓練終了後の研究会等に活用されている。
待ち合わせの南恵庭駐屯地で待ってくれていたのは第7師団広報班の永井広報陸曹。
私が正門を入り駐車場で車を止めるや近寄って来て『測定させて頂きます!』
体温計をおでこに当てられた。「平熱、異常なし!」
8日の日は何と取材社は我が社HAJIMEVISIONのみ!
広報幹部に聞けば普段大挙して取材に来道される関東地区からの雑誌社等の記者の方々については新型コロナウィルス感染防止の観点から御遠慮願ったとの事。
統裁部の状況も少しだけ垣間見ることができた。新型コロナウィルス対策は写真でご覧の通りビニールで統裁部要員が仕切られ換気のための扇風機が随所に設置されており万全であると思われた。



6日は第11普通科連隊第4中隊(10式戦車が配属)を撮影、8日は第73戦車連隊第1中隊と第3中隊の対抗戦でしかも中隊検閲として行われたが、第1中隊の行動を撮影した。
これはまさしく真剣勝負だ。

私は戦況確認用の統裁部のAPCに藤松広報幹部とともに搭乗して正に戦場の真只中での撮影を行うことができた。












通称バトラーと呼ばれるレーザー光線装置、交戦用訓練装置は訓練期間約2週間の間で延べ3000名、戦車等のべ数百両に対して装着して使用される
実弾こそ使われないが射撃命中の正否がリアルタイムで判定され、訓練実施部隊はその度に状況判断を迫られる。戦場の実相に近い状況が再現されるので各級指揮官や隊員たちの真剣度を高め訓練効果は絶大だ。



吉田圭秀北部方面総監着任記者会見(抜粋) [撮影取材]
令和元年8月26日陸上自衛隊札幌駐屯地で行われた北部方面総監吉田圭秀(よしひで)陸将の着任式に伴う記者会見の抜粋編である。
テレビ各局が喫緊の内外情勢や災害対処、オスプレイ問題などを取り上げて質問する中、HAJIMEVISIONとしては観点を変えて「吉田総監の自衛隊入隊の動機は?」と「自衛隊を目指す若者たちに自衛隊に奉職する魅力をどう伝えるか?」の2点を質問させて頂いた。
東大工学部御出身の吉田総監の若かりし小隊長時代は北海道留萌の第26普通科連隊で過ごされたという。
その時の隊員たちとの絆が今の自分を支えており、そしてそれこそが陸上自衛隊に勤務することの充実感や素晴らしさなんだと強調された。
このような付加価値こそ陸上自衛隊を目指す若者たちに伝えたいものである。
MCV(機動戦闘車)検定射撃 [撮影取材]

第10即応機動連隊の継続撮影実施中です。
本日はMCV(機動戦闘車)の射撃検定。基本的な停止間の射撃であります。
天候は曇りから晴れ模様の蒸し暑い一日でしたが、本日は2両のMCVがその射撃練度を一段と向上させました。













滝川駐屯地創立記念行事/第10即応機動連隊 [撮影取材]

令和元年七夕の日に行われた滝川駐屯地創立記念行事。前日の7月6日には市中パレードも開催されました。
予行訓練も含めて私が撮影したビデオ映像からの静止画を御覧下さい。
北部方面隊&第11旅団の認可のもとに連隊の全面協力を得て、MCVやWAPC、そして隊員のヘッドに装着してもらいました。ここに紹介するのは主に小型カメラの映像です。
ドローンカメラも飛ばしましたが、映像は今回掲載から省いております。こちらもダイナミックな動きのある映像であり即応機動のイメージそのものです。(後刻紹介しましょう。)
今後制作する作品がどのようなものになるか考えただけでも制作者の私自身がワクワクしてしまうほど凄い映像の連続なのであります。
以下市中パレード




以下駐屯地における観閲パレード&訓練展示(予行を含む)


















第7師団創隊記念行事リハーサル2日目撮影 [撮影取材]

第7師団創隊記念行事リハーサル撮影2日目。
昨日は強烈な砂嵐、そして本日は暴風雨でした。
各種気象地形を克服して任務遂行する陸上自衛隊にふさわしい試練の条件下、全身ずぶ濡れの撮影を敢行いたしました。
本日は、師団の協力を得て5台の小型カメラを訓練展示部隊の攻撃戦車、敵戦車、RCV、それに偵察オートバイに取り付けさせて頂き、縦横無尽に戦場を疾駆する第73戦車連隊を中核とする展示部隊の迫力ある映像素材を収集することができました。
あくまで予行訓練だからこそ可能な事ではありますが、26日の本番の映像に色を添えてくれる事は間違いないでしょう。協力部隊の隊員たちに心から感謝申し上げたいです。
明日は3日目にしてようやく晴れ間が見えそうです。本日の撮影の続行に加えヘリコプターからリペリング降下する隊員の小型カメラの装着位置について検討中です。
明日以降も老体に鞭打って撮影中盤を乗り切ります(笑)





第7師団戦車射撃競技会最終日 [撮影取材]
本日、第7師団戦車射撃競技会の最終日。
有終の美を飾ったのは第2師団と第7師団の10式戦車3個小隊。快晴無風の絶好のコンディション下に日頃の錬成の成果を遺憾なく発揮しました。
HAJIMEVISIONは、今年の戦車射撃競技会の取材はこの1日だけでしたが、3名のスタッフによりドローンを含め5台のカメラで大迫力の10式戦車の戦闘射撃を映像記録しました。
私はもっぱら73式装甲車に搭乗して右翼側から戦車小隊に並走して臨場感溢れる映像を撮影しました。






有終の美を飾ったのは第2師団と第7師団の10式戦車3個小隊。快晴無風の絶好のコンディション下に日頃の錬成の成果を遺憾なく発揮しました。
HAJIMEVISIONは、今年の戦車射撃競技会の取材はこの1日だけでしたが、3名のスタッフによりドローンを含め5台のカメラで大迫力の10式戦車の戦闘射撃を映像記録しました。
私はもっぱら73式装甲車に搭乗して右翼側から戦車小隊に並走して臨場感溢れる映像を撮影しました。







第7師団創隊記念行事予行訓練 [撮影取材]

5月25日、東千歳駐屯地で行われた第7師団創隊記念行事予行訓練の撮影に行って来ました。
27日が本番なのですが、その予行訓練として昨日も本番通りの行事や展示が行われました。
取材も可能という事で、申し込みまして師団広報班長の窪田1尉の案内で、観覧席前の取材エリアから撮影しました。
カメラは、PANASONIC DMC-GH4です。
天候は曇りでしたが、何とか雨に至らずに記念式典やパレード、訓練展示は無事に撮影終了いたしました。
今回は、師団の特別のご許可を頂き、我がスタッフの照井氏がドローン撮影に挑戦しました。
第7師団の創隊記念行事をドローン撮影するのは私が知る限り初めてです。快挙ですね。
映像は明日確認することになっています。
(下記写真、音楽隊と戦車の向こう側に小さく映ってます。)
















第7師団総合戦闘射撃 [撮影取材]

12月8日、北海道大演習場で行われた第7師団総合戦闘射撃。
増強された第71戦車連隊の各級指揮官の戦闘指揮能力及び諸職種協同の火力を組織化する能力の向上を図るため実施された。
対戦車ヘリコプターや最新の10式戦車を含む空陸一体の圧倒的な攻撃火力の轟が北の大地にこだました。
晴天だが零下5度を下回る厳しい北の大地で黙々と訓練に励む北の精鋭たちの偉容を御覧あれ。















元北部方面総監、志方俊之氏講話イン恵庭 [撮影取材]


11月4日午後、恵庭市の商工会議所大会議室で、元北部方面総監志方俊之氏の講演会が開催されました。
演題は、「世界は変わった、これでいいのか!日本の憲法」でした。
もう80歳を超えられたとお聞きしておりますが、まだまだ私どもに示唆を頂く貴重なる卓見の御講演でありました。


HAJIMEVISIONでは、この御講演を3台のカメラで収録、近々DVD作品として皆さんにもご案内したいと思っております。
講演は、まさにリアルタイムのイバンカさん来日、そしてトランプ大統領の訪日にはじまり、変転混沌とした国際情勢の中で日本が如何にその立ち位置を置くかと言う重要なテーマを分かり易い事例と貴重な写真データともに満員の聴衆の皆さんに語りかけるものでした。

特に印象に残ったのは、結論で紹介された「武士道の五要件」。
日本の進むべき道も、まさにこの方向であると明快に示されました。
志方俊之氏の益々のご活躍とご健康を心よりご祈念申し上げます。
平成29年度北部方面隊戦車射撃競技会 [撮影取材]

今年も北海道の大演習場を舞台に日本一の戦車部隊決定戦とも言うべき北部方面戦車競技会が開催され5日間に渡り陸上自衛隊北部方面隊の戦車マンたちが熱い戦いを繰り広げました。
今年は第71戦車連隊(北千歳駐屯地)に新たに10式戦車が配備となった事から、昨年から参加小隊が増え48個小隊192両の戦車と人員576名が参加しました。その内10式戦車小隊は3個小隊です。
我がHAJIMEVISIONでは、今回初日から5日間の撮影を敢行し、最終日を除く45個小隊の戦闘射撃を最大6台のカメラで撮影しました。







