第71戦車連隊「鉄牛の旗のもとに」予告編 [ビデオ制作]
久々の長編大作DVD間もなく完成です。
北千歳駐屯地の第71戦車連隊。昨年春から1年かけて密着取材をしたものです。
我が国唯一の機甲師団、その基幹連隊である第71戦車連隊のリアルな実像に迫る映像ドキュメンタリー。
その作品のプロローグ部分を予告編として少しだけお見せします。
ご希望の方は予約を受け付けます。info@hajimevision.comまでお願いします。
「第73戦車連隊戦車小隊かく戦えり」DVD [ビデオ制作]

師団戦車射撃競技会における第73戦車連隊の10個小隊の活躍をカメラ3台で完全収録したDVDが間もなく完成します。メインの映像は戦車小隊と並走するAPC(装甲車)から捉えた鮮烈な射撃シーンです。それに後方の見学位置に配置した固定の業務用カメラの映像をミックスしてマルチカメラ編集しております。
来年の連隊優勝に向けて大いに教材として活用頂ければ、撮影者としてこれに勝る喜びはありません。
「第2師団創立記念行事」DVD [ビデオ制作]

今年6月に陸上自衛隊旭川駐屯地で開催された第2師団の創立記念行事。その映像作品が間もなく完成いたします。
表記は90分とありますが、完成品は100分くらいになります。
第2師団は旧陸軍の第七(しち)師団の練兵場跡地にあり、軍都旭川の歴史の中に輝く伝統を有し、また部隊実験任務を遂行する先進精強部隊でもあります。
今回作品はブルーインパルスや空挺降下をゲストとしつつ師団挙げての観閲行進、そして10式戦車を含めた訓練展示などの他、熊本地震に派遣された第2後方支援連隊長鶴村1佐や女性自衛官の大崎輸送隊長へのインタビュー、それに貴重な歴史遺産の数々を展示した北鎮記念館の概要紹介など盛りだくさんの充実した収録となっております。ご期待ください。

第11普通科連隊のHISTORY [ビデオ制作]

昨年9月から撮影を開始した第11普通科連隊(東千歳駐屯地)。
“連隊の歴史と1年間の訓練行事を映像で綴るドキュメンタリー”は、現在も撮影取材中ですが、この度、歴史を辿るコーナーに登場頂く3名のOBにインタビューを行いました。

連隊の広報班長藤松2尉のご協力を賜り連隊の応接室で、草創期については園田七五三一(しめいち)氏、そして、山下明生(あきお)氏、斗賀山信美(とがやまのぶよし)氏にそれぞれの現職当時の想い出と今の隊員たちへのビデオメッセージをお願いしました。
園田氏(83歳)は、まさに連隊のルーツとも言うべきOBです。長崎県ご出身で昭和29年に当時の保安隊に入隊、同年9月米輸送艦オカナガンに乗って渡道し第11普通科連隊に2任期4年務めた後に一念発起し農業開拓者として地元に入植。その後は千歳市議会議員、千歳市議会議長の要職を歴任されました。御子息も自衛官ということで父兄会や隊友会を通じても自衛隊に多大の貢献をされておられます。


縁あって自衛隊員として勤務し、九州出身でありながら、遠く離れた千歳に根を下ろして今日に至った経緯は、まさに血と汗と涙に満ち満ちた人生であります。予定を遥かに越えたインタビューとなりました。
山下氏は、SLC幹部として連隊本部(第3科運用訓練幹部)時代の想い出を語って頂きました。
斗賀山氏は副連隊長時代の想い出、特に東日本大震災における隊員たちの決意に満ちた様子をまるで昨日のことのように述懐して頂きました。
第11普通科連隊は今年で創隊63周年を迎えると言う全国普通科連隊の中でもひときわ歴史と伝統に輝く部隊です。


あと半年間、引き続き主要な訓練行事の撮影を続行して機械化連隊 “精鋭たちの群像”の映像ドキュメンタリーを完成させたいと思います。
VHSテープからDVDへ(映像資産のデジタル化) [ビデオ制作]

先日紹介しました30年前のレンジャー訓練のVHSテープを、この度写真のようなDVDに甦らせました。(上記写真:VHSテープ2巻 → DVD2枚組セットへ)
皆さんのところにも結構VHSテープと言うのが山のように?あると思うんですが、VHSのデッキはもうどこのメーカーでもほとんど修理はやってくれません。デッキが動いている間はまだ見ることができますが、デッキが壊れたらもうVHSテープは見れなくなってしまいます。
VHSはアナログ方式(使用ケーブルは映像が黄色、音声が赤白)ですので、通常のパソコンではまず取り込むことができません。今回、私は旧型編集機、ROLANDのDV-7DL STUDIO EDITIONを用いてまずVHSデッキからアナログで編集ラインに取り込みました。そして、そこからiLink(デジタルケーブル)でパソコン(編集ソフトROLAND DV-7G)に取り込んでその編集ラインで修正を加えてから、オーサリングソフトでDVDに書き出したと言う訳です。もちろん、折角ですからジャケットやラベルも当時の写真を用いてデザインしてみました。

結構めんどうな手順がかかりますが、出来上がってみますと、“感動もの”です!!
本日、VHSテープ探しに尽力してくれたレンジャー成田(現18連隊副連隊長)を訪ねて、出来上がったDVDをお渡しすることができました。(写真参照)
30年前の想い出が鮮やかに甦るDVD作品。まさしく映像作家冥利に尽きますね!

ビデオ作品2種紹介 [ビデオ制作]

最近制作いたしました私のビデオ作品をあらためて2種類皆様に紹介いたします。
1本目(上記写真)は、新渡戸稲造に関するものです。
昨年秋、札幌における富岡幸一郎先生(関東学院大学教授、鎌倉文学館館長)の講演会の模様です。新渡戸稲造は、札幌農学校を卒業しており、北海道にも大変ゆかりの深い方なんですね。皆さんもご承知の通り、「武士道」を著したことで有名です。

当時、日本人の魂を西洋列強に突きつけた明治維新以降の近代日本における『最強の哲学的外交官』として高い評価があります。
イスラム国の問題などまさに混沌とした世界情勢の中で日本人が取るべき道を考える中で、彼の言う「武士道」の“精神性”が今ほど必要とされている時はないように思います。
このビデオ(¥2,000-)は、その売り上げの一部を新渡戸稲造の精神を後世に遺すべく活動されている遠友再興塾に寄付させて頂くことになっております。

もうひとつは昨年10月に開催された北部方面隊戦車射撃競技会の映像記録です。
北海道内の46個戦車小隊184両が、その射撃能力にしのぎを削るまさに日本一の戦車マン、戦車部隊決定戦と言っても過言でない稀有の戦技競技会です。北部方面広報室、第7師団広報班、第72戦車連隊、第7後方支援連隊の全面協力のもと準備練成段階からの密着取材映像も含めて成績上位ランキング10位までの戦車小隊を順次紹介しております。最後にはオープン参加の第2戦車連隊の10式戦車がその戦闘射撃能力を披露する貴重なシーンも収録しており、戦車大好きな方にはおすすめです。
(BD¥3,500- DVD¥3,000-)

以上2種類の最新作品を紹介させて頂きました。御関心のある方は、お声をかけて下さい。
→ info@hajimevision.comまで
DVD&BD「滝川市中パレード」完成 [ビデオ制作]

6月14日滝川で開催された第10普通科連隊の市中パレードの模様を編集中でしたが、このほど完成し、連隊に納品させて頂きました。
ビデオは7台のカメラで撮影した素材を11分間の作品にまとめてあります。徒歩部隊行進開始から、車両部隊行進終了までパレードの様子を完全収録しております。写真を御覧頂くと分かりますが、サブタイトルには、「60年の時を超えても隊員たちのひた向きな使命感に変わりはない…」と記してあります。
★昭和30年に真駒内から滝川に移駐した際の市中パレード

時代は変わり自衛隊を巡る国内外状況も激変しておりますが、隊員たちの精神的支柱には微塵の変化もないのです。“与えられた任務に対する飽くなき使命感” それは、陸自OBとしての私たちも至極当たり前のこととして受け継ぎ、そしてあとに続く後輩たちに伝えて来たことでもあります。
★堂々の車両部隊(WAPC)行進

「集団的自衛権」に関する話題でマスコミは沸騰しておりますが、「事に臨んでは危険を顧みず」隊員たちの“使命感”は何ら揺らぐことはないと信じております。
滝川駐屯地/第10普通科連隊は、今年は59周年でしたので、来年は節目の60年。
2015年は、是非とも駐屯地における記念行事も含めて、すべてのイベントを撮影編集してメモリアルDVDを制作できたらいいですね〜。
今回のこの作品、関係者には格安にてご購入可能です。お問い合わせ下さい。
090-8896-8876 または、メール info@hajimevision.com までどうぞ。

“終活”としての自分史ビデオ [ビデオ制作]

皆さん“終活(しゅうかつ)”と言う言葉をご存知でしょうか?
就活でも婚活でもありませんよ。“終活(しゅうかつ)”です。
ウィキペディアによれば…
終活(しゅうかつ)とは「人生の終わりのための活動」の略であり、人間が人生の最期を迎えるにあたって行うべきことを総括したことを意味する言葉だそうです。2010年の新語・流行語大賞にもノミネートされ、2012年の新語・流行語大賞でトップテンに選出されたとか。
私の映像制作活動として、現在依頼を受けておりますのが、まさに“終活(しゅうかつ)”ビデオとも言うべきものです。
それは、依頼主が今後亡くなられた時にその葬儀で上映するビデオです。現在2件が制作中なのですが、88歳と百歳の男性の方です。いずれの方もまだまだお元気なのですが、葬儀にはお坊さんは頼まずに、その代わりにあらかじめご自分の人生を映像化した作品を作っておいて、来て頂いた方に葬儀でお見せしたいとのご意図です。
内容は、ご本人の誕生から家族のこと、ご結婚、子供の誕生、そしてお仕事のこと、趣味スポーツ、様々な方との人生交流などなど多岐に渡ります。ご本人の思い入れが一杯に詰まったものとなります。
葬儀に見える方も映像シーンのどこかでその人生絵巻に関わっておることを感じることでしょう。
このビデオは、それぞれ近々に完成いたしますが、ご本人はもちろんまだまだお元気。1年毎位をめどに逐次最新のものを追加をしながら更新して行く予定です。
戦後の団塊の世代が定年を迎え、様々な第2第3の人生を送る中で、50万、百万をかけて海外旅行や豪華客船クルーズを楽しまれるのも良いでしょう。
しかし、その半分以下のご予算でこのような終活ビデオを創って自分の生き様や思いを子や孫に残すのも、よろしいのではないかと皆様にご提案したいと思うのです。
「ATTACK HELICOPTER/これが対戦車ヘリコプター隊だ!」ブルーレイ&DVD [ビデオ制作]

昨年来、取材制作を続けておりました作品が間もなく完成いたします。
第1対戦車ヘリコプター隊をテーマとしたこの作品は、北海道における唯一の戦う陸上航空部隊として1986年に帯広に誕生したヘリコプター部隊の全貌を北部方面隊及び北部方面航空隊の協力を得て密着ドキュメントで記録したものです。
マイナス20℃を下回る積雪寒冷下の飛行訓練から始まり夏の野外訓練風景、そして隊長や隊員の皆さんのインタビュー、ウェアラブルカメラを搭載しての編隊飛行訓練の空撮シーンなど盛りだくさんの75分です。

「エンジンが轟き、ローターが回る!」ヘリコプター大好きな方にはお薦めの75分かと思います。
作品は、ブルーレイ&DVDにて来月中旬には完成見込みです。
価格はそれぞれ¥3,500-(税込)、¥3,000-(税込)です。ただいま予約申込受付中です。
申込先:090-8896-8876 s-island@qa2.so-net.ne.jp
☆野外訓練撮影中


DVD「北部方面隊隊歌映像集」ご感想 [ビデオ制作]

先日紹介したDVD「北部方面隊隊歌映像集」全編35分をご覧になっての御感想が届きました。
便箋2枚にびっしりと筆字で。感激しました。
お便りの主は元自衛隊トップ(初代統合幕僚長)の先崎一氏です。(上記写真)
先崎氏は元北部方面総監(2001~2002)でもありました。
以下原文のまま御紹介させて頂きます。
『トルコ共和国は世界最初の軍楽隊発祥の国とされ、そこから欧州各国の軍隊をはじめ世界の各国へと軍隊の中に軍楽隊が作られ軍歌が普及していったと言うお話を聞いたことがある。 現役時代、そのトルコから当時の陸軍参謀長ヤルマン大将を日本にお招きした時のことである。ヤルマン大将は音楽家としても著名な人であるとの事前情報を得ていた事もあり祝宴の席で軍歌の効用についてお尋ねしたことを思い出す。 同大将曰く、軍歌は本来「敵をくじき我が軍の士気を鼓舞するために作られ、歌われるものであるという。2面性を有するものである」と。 今回の小島映像作家の「我が心の北部方面隊」という北方60周年の記念として制作されたDVD。北部方面隊の創隊から今日に至る歴史の映像をバックにそれぞれの部隊の隊歌を見事に調和させた作品であり、さすが長年にわたる北方勤務の経験を有する軍事プロのなせる技と高く評価したい。 それぞれの隊歌がそれぞれの部隊と隊員を結びつける心の絆としていつまでも歌い継がれ部隊を束ねる力の源泉となり、ひいては抑止力と繋がってゆくことを期待してやまない。』

先崎様から素晴らしいコメントと激励を賜りました。心より感謝申し上げます。
このDVDが隊員やOBだけでなく広く一般の皆様にも御覧頂きますことを期待いたします。
連絡先は s-island@qa2.so-net.ne.jp です。