「北の護り／精鋭たちの群像」雪中の第２次ニセコ撮影終了

　出発前夜の隊容検査を撮影中

　１月２３日から２７日までの間、敢行しましたニセコにおける遊撃行動集合教育の第2次撮影が終了しました。今回は学生たちの2週間に渡るニセコ合宿の集大成というべき総合訓練がニセコ山系を縦断して2泊３日にわたり行われました。「２泊」と言っても、いずれも横穴と縦穴の雪洞を自ら作成しての積雪寒冷地のビバークです。私は要所要所で学生たちの奮闘ぶりをハイビジョン収録しました。マイナス１２℃吹雪の中では、体感温度はマイナス２０℃くらいと思われました。２７日昼１２時頃、学生たちは、スキー客があふれるアンヌプリスキー場に隊列を組み整然と帰ってきました。彼らの顔は多少の疲労感はあるものの雪山を踏破して来た誇りと充実感に満ちて頼もしく見えました。



　総合訓練に出発する遊撃隊員たち




　ビバーク地点に到着。マイナス１２℃　（上2枚）　雪洞を掘り始める（下）