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第11旅団レンジャー最終想定終了 [ビデオ制作]

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 8月末から行われていた第11旅団レンジャー養成教育が、本日4日早朝、最終想定の帰還行事の時を迎えました。
 旅団の第2期レンジャー学生たちは、3夜4日、約60キロの行動距離、糧食制限3分の1(1日平均1食)を経て様々な任務を遂行して来ました.。特に今回の最終想定は、この冬一番の寒気団が北日本に接近し、訓練開始の11月1日は悪天候のためヘリが飛ばずトラボーン(トラック移動)による状況開始点、漁入沢川への進入となりました。気温は、山間部で、マイナス5度を下回り、降雪も見られ、夏季のレンジャー訓練としては寒気もまた学生たちに更に追い打ちの試練を与える環境となりました。
 しかしながら、レンジャー学生たち22名は、3日間の過酷な任務を終え、本日未明、北海道大演習場有明地区から、ウグイス台LA(ヘリ搭載地域)へ最後の離脱任務を開始しました。上記写真は、最後の力を振り絞って薮をこぎ川を渡り急峻な坂を上る学生たちの姿です。

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 ★朝焼けのウグイス台で携行装備を点検中
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 ★たくましい顔つきに成長したレンジャー学生たち

 レンジャー学生たちは、体力気力のほぼ限界を体験し、たどり着いたウグイス台で携行装備品を点検。迎えに来た第11飛行隊のヘリコプター2機で2波により、隊員家族が待つ真駒内駐屯地へヘリボン機動により空路離脱しました。私は、第1波の2番機に搭乗させて頂き最後まで密着の撮影を行い、学生たちの晴れ舞台を余すところなく映像記録いたしました。

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 ★迎えに来たヘリコプターと学生たち
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 ★飛行隊に激励を受け機中の人に
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 ★機中の隊員たち

 帰還した隊員たちは、担任官の田村18連隊長へ帰還報告した後、松川11旅団長から一人ずつ憧れのレンジャーバッジを首に掛けてもらい、感涙にむせびました。
 学生たちは、レンジャーバッジ授与後は、出迎えの隊員や家族と久々の再会と訓練の終了を喜び合っていました。
 私のインタビューに答えてくれた学生たちの答えは異口同音に『感無量!!』
 そして、「レンジャー教育を受けてよかったですか?」の問いには、『来て良かったです!』と即答してくれました。
 こうして、彼らにとって人生で最も長く辛かった2ヶ月余の訓練は事実上終了(正式の教育修了は11日)しましたが、命をかけて体力・気力の限界にチャレンジした新進気鋭の若き陸上自衛官たち!
 まさに君たちは『国の宝なり。』
 これを糧に今後のますますの精進を心から期待するものです。

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 ★感動のレンジャーバッジ授与式の映像(一部)はこちらです。



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モッズパンツ

お疲れ様でした。w (^ω^)b
22名の精鋭、頼もしいですねー。w (´∀`)ノ

(^ー^)ノシ
by モッズパンツ (2009-11-04 21:49) 

HAJIMEVISION

 ようやく2ヶ月間の撮影も終了です。体力、機材への負担も半端な撮影ではありませんでした。
 しかし、22名の陰には、志半ばで脱落したその倍以上の隊員たちがいたこともお伝えしておきます。
by HAJIMEVISION (2009-11-04 22:20) 

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