第4普通科連隊の創隊記念DVD撮影スタート! [ビデオ制作]
★第4普通科連隊隊舎と加藤連隊長以下の連隊隊員たち
北海道の中央部、帯広駐屯地に第4普通科連隊という部隊があります。
http://www.mod.go.jp/gsdf/nae/5d/butai/n4i/4i.html
自衛隊のことをあまりご存知でない方も多いと思いますので、少し説明させていただきますと、普通科連隊とは、旧陸軍で言う「歩兵聯(連)隊」です。国際共通の英語表記では「INFANTRY」。普通科は陸上自衛隊にある職種の中の一つ。陸上自衛隊には15の職種があります。
http://www.mod.go.jp/gsdf/about/branches
陸上戦闘において、戦いに最終の決を与えるのは、実際に敵が所在する地域に我が突入する「突撃」という行為であるというのは古今東西、各国軍隊共通の認識です。その突撃行為の主体となっておるのが普通科連隊なのです。なぜ意味的にも分かりやすい「歩兵」と呼称せず、「普通科」というまるで普通科高校?というような呼称となっているかと言いますと、おそらく戦後の旧軍アレルギーに端を発していると思われます。戦車を「特車」などと読んだり(現在は戦車と読んでいますね)大佐を1佐、大尉を1尉と呼ぶのもそうです。
私も現職の頃、旧陸軍出身の方から「自衛隊の階級呼称はよく分からん!」とお叱りを受けたものです。「普通科連隊」に配置されたとき先輩幹部に普通科の意味は何ですか?と問うたことがありますが、その先輩の回答は素晴らしかったです。「普通科とはな。普(あまね)く通ずるとも読めるんだ。総てに通じているのが普通科なんだ。凄いだろ分かったか?」その後は、私も普通科に配置される後輩たちに同じ内容を伝授したものです。
余談が長くなりましたが、帯広に所在する第4普通科連隊が来年度(2011年)に創隊60周年を迎えます。練馬駐屯地の第1普通科連隊から今年沖縄の那覇市で新編成された第51普通科連隊まで国内51個の普通科連隊があるのですが、「第4」というのは、それだけ早い時期に編成された部隊であるということです。創隊が昭和26年5月ですから、今の自衛隊がまだ警察予備隊と呼ばれていた頃ですね。
現在の加藤第4連隊長は、先般ブログで紹介しました、あの北部方面隊創隊50周年記念行事(札幌ドーム)で企画実行において当時一緒に大変な苦労をしたスタッフ同士でありました。そのような絆もあり、来年の4連隊節目の年に当たっての連隊の記念ビデオを私に依頼されたという訳です。
昨日は、記念ビデオ制作の撮影初日でした。折しも行われておりました31日実施される第5旅団&帯広駐屯地創立記念行事の予行リハーサルから撮影を開始しました。4連隊は、記念行事で一般公開される模擬戦闘訓練の基幹部隊として日頃の訓練成果を披露することになっています。また、午後からは、4連隊の草創時代を知る2人のOBの回顧談を収録させていただきました。
★隊員たちのリハーサル風景と撮影中の私
また、加藤連隊長以下連隊の幕僚の皆様とも親しく懇談させていただき、久々に懐かしい活気ある第1線普通科連隊から元気をもらい札幌への帰路に着いたのでした。
★左から倉谷広報班長、私、加藤連隊長、鬼塚副連隊長、辰野第1科長(連隊長室にて)
10月31日記念行事のポスターを紹介します。是非皆さんいらして下さい。
当日野外の売店においては、私HAJIMEVISIONのDVDシリーズも販売しておりますので、お買い求め頂ければ有り難いです。昨年の第5旅団&帯広駐屯地創立記念行事の模様を納めたDVDも急遽制作しラインナップに加えておりますよ!(下記写真)
★今回の記念行事のポスター
★昨年2009年の第5旅団&帯広駐屯地創立記念行事のDVD
北海道の中央部、帯広駐屯地に第4普通科連隊という部隊があります。
http://www.mod.go.jp/gsdf/nae/5d/butai/n4i/4i.html
自衛隊のことをあまりご存知でない方も多いと思いますので、少し説明させていただきますと、普通科連隊とは、旧陸軍で言う「歩兵聯(連)隊」です。国際共通の英語表記では「INFANTRY」。普通科は陸上自衛隊にある職種の中の一つ。陸上自衛隊には15の職種があります。
http://www.mod.go.jp/gsdf/about/branches
陸上戦闘において、戦いに最終の決を与えるのは、実際に敵が所在する地域に我が突入する「突撃」という行為であるというのは古今東西、各国軍隊共通の認識です。その突撃行為の主体となっておるのが普通科連隊なのです。なぜ意味的にも分かりやすい「歩兵」と呼称せず、「普通科」というまるで普通科高校?というような呼称となっているかと言いますと、おそらく戦後の旧軍アレルギーに端を発していると思われます。戦車を「特車」などと読んだり(現在は戦車と読んでいますね)大佐を1佐、大尉を1尉と呼ぶのもそうです。
私も現職の頃、旧陸軍出身の方から「自衛隊の階級呼称はよく分からん!」とお叱りを受けたものです。「普通科連隊」に配置されたとき先輩幹部に普通科の意味は何ですか?と問うたことがありますが、その先輩の回答は素晴らしかったです。「普通科とはな。普(あまね)く通ずるとも読めるんだ。総てに通じているのが普通科なんだ。凄いだろ分かったか?」その後は、私も普通科に配置される後輩たちに同じ内容を伝授したものです。
余談が長くなりましたが、帯広に所在する第4普通科連隊が来年度(2011年)に創隊60周年を迎えます。練馬駐屯地の第1普通科連隊から今年沖縄の那覇市で新編成された第51普通科連隊まで国内51個の普通科連隊があるのですが、「第4」というのは、それだけ早い時期に編成された部隊であるということです。創隊が昭和26年5月ですから、今の自衛隊がまだ警察予備隊と呼ばれていた頃ですね。
現在の加藤第4連隊長は、先般ブログで紹介しました、あの北部方面隊創隊50周年記念行事(札幌ドーム)で企画実行において当時一緒に大変な苦労をしたスタッフ同士でありました。そのような絆もあり、来年の4連隊節目の年に当たっての連隊の記念ビデオを私に依頼されたという訳です。
昨日は、記念ビデオ制作の撮影初日でした。折しも行われておりました31日実施される第5旅団&帯広駐屯地創立記念行事の予行リハーサルから撮影を開始しました。4連隊は、記念行事で一般公開される模擬戦闘訓練の基幹部隊として日頃の訓練成果を披露することになっています。また、午後からは、4連隊の草創時代を知る2人のOBの回顧談を収録させていただきました。
★隊員たちのリハーサル風景と撮影中の私
また、加藤連隊長以下連隊の幕僚の皆様とも親しく懇談させていただき、久々に懐かしい活気ある第1線普通科連隊から元気をもらい札幌への帰路に着いたのでした。
★左から倉谷広報班長、私、加藤連隊長、鬼塚副連隊長、辰野第1科長(連隊長室にて)
10月31日記念行事のポスターを紹介します。是非皆さんいらして下さい。
当日野外の売店においては、私HAJIMEVISIONのDVDシリーズも販売しておりますので、お買い求め頂ければ有り難いです。昨年の第5旅団&帯広駐屯地創立記念行事の模様を納めたDVDも急遽制作しラインナップに加えておりますよ!(下記写真)
★今回の記念行事のポスター
★昨年2009年の第5旅団&帯広駐屯地創立記念行事のDVD
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2010-10-29 06:53
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