第11普通科連隊秋季検閲 [撮影取材]
9月16日(火)東千歳駐屯地にある第11普通科連隊の訓練検閲の模様を撮影取材しました。
これは、先般、本ブログにて知らせしましたが、これから1年かけて制作する「これが機械化歩兵連隊だ!(仮題)」の撮影シリーズの一環となるものです。
今回は、重迫中隊と偵察小隊それに通信小隊の検閲です。2夜3日の行程、特に両小隊については約300キロの長距離機動訓練を含んだ中身の濃い〜訓練検閲です。その冒頭の初日について撮影許可が下り同行取材が可能となりました。
★精悍な偵察小隊の隊員たち(車両は高機動車と87式偵察警戒車)
HAJIMEVISIONスタッフの素利氏は北海道大演習場での重迫中隊の検閲を担当、私は偵察小隊と通信小隊の長距離機動訓練に同行しました。これらの小隊は有事はもとより、災害派遣においても常に連隊主力に先んじて情報収集や通信組織の構成に任じます。
★同行した高機動車内で。足は小島(笑)、三脚は8年間愛用のSachtler(ザハトラー)。荷台にぶん投げても、ただの1回も故障なし! たいしたもんです。
長距離機動訓練の途中で昼食。連隊広報のご配慮で陸自の戦闘糧食を体験喫食。今日のメニューは定番のカレーです。私が現職の時も似たようなものは既にありましたが、現在は加熱材を用いて水さえあればどこでも暖かい食事が出来るんですねえ。わずか20分で出来上がり! 装備の進化は日進月歩と言うことを体感しました!
★まるで電子レンジの「スチーム温め」ですなこりゃ。
東千歳駐屯地からはるばる幌別駐屯地へ。駐屯地内で出発準備を整えました。そして林内で偵察小隊長の命令下達後、いよいよ“状況開始”です。SP(幌別駐屯地正門)通過12:45
途中、土砂降りの大雨にも見舞われましたが、偵察小隊は一路給油点の倶知安にある高嶺演習場を目指します。写真は、雨の中、蘭越駅付近を疾走するRCV
高嶺演習場に入り、偵察小隊は逐次タンクローリーか給油を受け、後半の機動訓練に備えます。夕焼けに映えて羊蹄山の紅葉が美しかったですね。昭和の時代の後半、第29普通科連隊(現在は廃止)勤務当時を思い出しました。
薄暮時期となった18:00頃、偵察小隊の車両は粛々と次の目標に向かい出発して行きました。
私は、検閲を通じて彼らの任務が完遂されんことを祈りつつカメラを回したのでした。
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2014-09-20 11:16
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