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富良野風景画館〜時が止まった不思議な空間 [プライベート]

 今回が、早いもので、平成18年暮れから始めた私のブログの記念すべき100件目の記事となります。
 週末の土曜日、夏の日差しがまぶしい中、富良野に出かけました。友人の照井博章さんと富良野の千望峠から道道759号線をJR中富良野駅方向に下って行きますと、左手の木立の中にぽつんと小学校らしき建物が見えてきます。それは「富良野風景画館」と言いまして、廃校となった地元の奈江小学校を個人美術館として一般に開放してあるのです。
 自らを「百年遅れの印象派」と語る奥田修一さんの数十点の絵が古い教室の壁に展示してあります。奥田さんの奥様であるシルビアさんが、にこやかな笑顔で迎えてくれました。
 時の止まったような教室に静かにアベマリアの曲が流れます。富良野の四季を描いた奥田さんの透き通ったような印象的な絵の数々が、まるでずっとそこにあったかのように飾ってあります。半世紀ほどタイムスリップさせられたかのように何故か懐かしい気持ちが蘇ってくるのです。
 同行した友人の照井さんは10年ほど前から奥田さんの日常をビデオ映像で撮り続けています。暑い夏や零下30度を超える極寒の中、絵筆を執る奥田画伯のひた向きな姿を追う映像が手短に編集されて館内の一角で上映されております。
 奥に進んで行きますと、古いピアノと小さなステージがあり、その壇上にも絵が展示されてありました。絵も毎年増えて行くので少しずつ教室を改修しながら展示コーナーを拡張しているそうです。
 お茶や軽食もシルビアさん自ら振る舞ってくれます。
 とても素敵な富良野の隠れたスポット、「富良野風景画館」。富良野の自然風景に溶け込んだ不思議な空間を皆さん是非訪れてみてください。http://www.furanofukeigakan.net

奈江小学校の門柱が小学校跡であることを教えてくれます
奈江小学校門柱.jpg

風景画館の玄関です。元の建物の雰囲気がとても良く生かされています。
風景画館玄関.jpg
入り口内の風景.jpg

シルビアさんと最近の奥田さんの絵 窓越しの外の緑と絵画がとても良くマッチします。
シルビアさんと絵.jpg

シルビアさんと私
シルビアさんと私.jpg

一番奥の部屋です。当時の子供たちのにぎやかな声が聞こえてきそうです。
奥の部屋.jpg



 
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