第11旅団友の会43期生1日生活体験入隊の記録DVD [ビデオ制作]
★完成した1日生活体験入隊のDVD(表紙)
今年7月に真駒内駐屯地で実施されました1日生活体験入隊の記録DVDが完成しました。
これは、何と昭和42年から営々として続いている第11旅団友の会(3年前までは師団友の会と呼称)の行事です。地元札幌や小樽の政治や経済界の名だたる方々が、陸上自衛隊における1日の生活体験をしていただくという企画です。
★昭和40年代草創期のころ
今年も、札幌市や小樽市から女性2名を含む21名の皆様が体験入隊し、ヘリコプターの体験搭乗や90式戦車の試乗、レンジャー訓練&格闘訓練の見学など盛りだくさんのメニューで北方第一線の部隊の実情を研修しました。
様々な研修の現場でインタビューさせていただきましたが、参加者が今回の体験を通じて異口同音に感想を述べられたことは、「聞くと見るとでは大違い。やはり実際に体験しなければ。」「隊員たちが真剣に訓練に取り組んでいることが肌で感じられ感銘を受けた。」ということに集約されるようです。皆様にとってはおそらく一生に一度の体験であったことでしょう。
近年、自衛隊のことはマスコミを通じて、多く報道されてはおりますが、実際に中に入って、迷彩服に袖を通し、訓練を研修し、隊員たちとともに汗した経験をしてみると、防衛や自衛隊に関する見方がまるで違ってくるようです。
そういう意味で、また今年も新たな21名の方々には、防衛問題を従来以上に身近に感じ、自衛隊に対するより深い認識を持っていただいたに違いありません。
★完成した1日生活体験入隊のDVD(裏表紙)迷彩服姿も凛々しき21名の新入会員の皆さん
今年7月に真駒内駐屯地で実施されました1日生活体験入隊の記録DVDが完成しました。
これは、何と昭和42年から営々として続いている第11旅団友の会(3年前までは師団友の会と呼称)の行事です。地元札幌や小樽の政治や経済界の名だたる方々が、陸上自衛隊における1日の生活体験をしていただくという企画です。
★昭和40年代草創期のころ
今年も、札幌市や小樽市から女性2名を含む21名の皆様が体験入隊し、ヘリコプターの体験搭乗や90式戦車の試乗、レンジャー訓練&格闘訓練の見学など盛りだくさんのメニューで北方第一線の部隊の実情を研修しました。
様々な研修の現場でインタビューさせていただきましたが、参加者が今回の体験を通じて異口同音に感想を述べられたことは、「聞くと見るとでは大違い。やはり実際に体験しなければ。」「隊員たちが真剣に訓練に取り組んでいることが肌で感じられ感銘を受けた。」ということに集約されるようです。皆様にとってはおそらく一生に一度の体験であったことでしょう。
近年、自衛隊のことはマスコミを通じて、多く報道されてはおりますが、実際に中に入って、迷彩服に袖を通し、訓練を研修し、隊員たちとともに汗した経験をしてみると、防衛や自衛隊に関する見方がまるで違ってくるようです。
そういう意味で、また今年も新たな21名の方々には、防衛問題を従来以上に身近に感じ、自衛隊に対するより深い認識を持っていただいたに違いありません。
★完成した1日生活体験入隊のDVD(裏表紙)迷彩服姿も凛々しき21名の新入会員の皆さん
面白いほどよくわかる自衛隊―最新装備から防衛システムまで、本当の実力を検証! (学校で教えない教科書)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2007/06
- メディア: 単行本
2010-12-09 10:54
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コメント(8)
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ここに出ている真駒内駐屯地は、日露戦争、ノモンハン事件等で活躍した札幌歩兵第二十五連隊本部があった場所でしょうか?教えていただければ有難いです。
by david (2010-12-09 20:54)
お問い合わせ有り難うございます。
歩兵第25聯隊の本部は、真駒内駐屯地から北東へ約3キロの現在、月寒(つきさむ当時はツキサップ)と呼ばれる台上にありました。当時旭川にありました第7師団司令部隷下の歩兵第25聯隊が駐屯した月寒のこの場所は「干城台」と呼ばれていたそうです。
今ではほとんど第25歩兵聯隊の名残はありませんが、将校クラブの跡の石碑、営門にあった松、川村商店の建物の基礎に聯隊本部跡のレンガなどを見ることができます。私のブログでも月寒忠霊塔のことなど関連事項を何度か紹介しておりますので、検索してみて下さい。
歩兵第25聯隊の写真資料をまとめた分厚い書籍も私の友人の高橋憲一さんによって発刊されております。
http://hajimevision.blog.so-net.ne.jp/2010-05-03
by HAJIMEVISION (2010-12-10 08:21)
第25歩兵聯隊の関連資料は、つきさっぷ郷土資料館、札幌護国神社、真駒内駐屯地史料館にそれぞれ多くのものが保管展示されております。
蛇足ですが、真駒内駐屯地の場所そのものは、明治以来の開拓の歴史の中で、種畜牧場として発展し、戦後は、米軍が広大なこの地域に進駐、キャンプクロフォードと呼ばれました。その後防衛権限を委譲されました警察予備隊が展開し、保安隊、自衛隊と受け継がれ現在は3年前に改編されました第11旅団隷下の部隊を主体として駐屯しております。
by HAJIMEVISION (2010-12-10 08:54)
色々情報感謝します。第7師団の写真集があるとは知りませんでした。この中には、1942年8月、ガダルカナル島奪回の一陣として送りこまれた一木清直大佐率いる旭川歩兵第28連隊の写真とか、またその他戦友会発行の戦史とかもあるのでしょうか?もしなければ史料館も旭川にあるのでしょうか?もしご存知あれば教えていただければ助かります。いろいろすみません。
by david (2010-12-10 14:27)
第7師団の写真集も高橋憲一氏の著書であります。細かいお話しになりますと私も分かりかねる部分がありますが、旭川駐屯地の中(というか隣り)にあります北鎮記念館には旧陸軍第7師団関連の相当の資料が展示されております。サイトもございますのでご覧下さい。
http://www.mod.go.jp/gsdf/nae/2d/hokutin2/top.html
by HAJIMEVISION (2010-12-10 15:46)
高橋さんに聞きましたら、第7師団写真集には、一木大佐や28連隊関連も出ているそうです。戦友会のものもあるそうですが、内容的には薄いそうです。高橋憲一さんのものは少々お高いのですが、第7師団写真集は1万3千円、歩兵第25聯隊誌は1万5千円だそうです。ただし値段に見合う努力の結晶と言いますか重厚な中身になっております。
by HAJIMEVISION (2010-12-11 17:08)
しまった!第7師団写真集が、東京神田にある戦史本専門店に在庫ありましたので注文してしまいました。値段的に、高橋さんから直接購入した方が、若干安かったですね。何か1000冊限定で、200ページもあるようです。到着が楽しみです。今回情報有難うございました。
by david (2010-12-12 09:36)
少しプレミアがついてしまっているのかもしれませんね。
北鎮記念館は、長年、旭川駐屯地内にあったものを数年前に予算がついて、立派な記念館になっております。是非一度いらしてみて下さい。
by HAJIMEVISION (2010-12-12 13:52)