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第11旅団長を表敬訪問 [訪問記]

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 1昨日、第11旅団長吉田明生陸将補を表敬訪問させて頂きました。
http://www.mod.go.jp/gsdf/nae/11d
 札幌市の南にある地下鉄自衛隊前駅を降りて真駒内駐屯地東門のゲートをくぐりますと、「災害派遣」の標識をつけた大型車両が何台も出発していくのが見受けられ、現在もなお10万人体制で自衛隊が、東日本大震災の復興支援活動にあたっていることを実感しました。

 この真駒内の地は、明治初期の北海道開拓の時代に米国人エドウィン・ダンによって牧牛場として開かれました。戦後は、米軍が進駐し現在の真駒内駐屯地の何倍もの広大な地域はキャンプクロフォードと呼ばれておりました。
 ★進駐し兵員宿舎でくつろぐ米軍兵士たち
兵員宿舎(赤レンガ隊舎)でくつろぐ米軍兵士370.jpg

 ★昭和20〜30年代の真駒内(上空から)
昭和30年代?真駒内370.jpg


 この駐屯地は、今を去るおよそ40年前の昭和50年に、私が幹部候補生として第18普通科連隊に赴任して以来、師団司令部(広報、監察)など10年余りの勤務をした思い出の地でもあります。
 ★間もなく駐屯地のシンボル「サイロ隊舎」に満開の桜が
サイロ隊舎と桜370.jpg

 ★懐かしい雪まつり真駒内会場の滑り台付き大雪像
snow44_img001.jpg

 6年前まで、毎年、冬になりますとさっぽろ雪まつりの真駒内会場として数十万人の観光客でにぎわいました。
 特に隊員たちが心血を注いで制作した滑り台つきの大雪像は、子供たちに大人気で開催期間中は行列ができたのが懐かしく思い出されます。
 自衛隊の削減(師団から旅団へのダウンサイジング)や諸々の事情のために平成17年を最後に40年にわたる歴史を閉じて真駒内会場が廃止されたのは当時広報で雪まつり担当した私にとりましても誠に残念なことでありました。
 ★吉田第11旅団長と
11旅団長表敬370.jpg

 吉田旅団長への表敬は、安藤副旅団長も同席していただきました。安藤1佐は奇遇ではありますが、私が滝川10連隊の第4中隊長当時、一緒に勤務したことがありました。
 吉田旅団長は、陸幕広報室にも勤務されたことがあり、自衛隊の広報活動にはご理解が深く、しばらくの間広報談義などに花が咲きました。
 真駒内駐屯地では今年の創立記念行事は今のところ6月に予定通り催されるそうで、行事のビデオ記録撮影でまた訪れる約束をいたしまして、隊を後にしました。




真駒内物語

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  • 作者: 谷代 久恵
  • 出版社/メーカー: 北海道新聞社
  • 発売日: 2002/10
  • メディア: 単行本



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  • 作者: 赤木 駿介
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1998/10/20
  • メディア: 文庫



エドウィン・ダンの生涯

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  • 作者: 赤木 駿介
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1984/08
  • メディア: 単行本



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