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「初めて浮気をしてみました」 [話題]

デスク周りVAIO370.jpg

 浮気の真相とは?
 何のことはありません。これまで約20年間マックユーザーひとすじであった私の編集デスクの上に初めてウィンドウズマシーンが場所を占めたということなんです。(上記写真)
 これまでSD画質の編集はもっぱらエディロールのDV―7DLスタジオエディションを愛用してきたのですが、この度、その後継発展機と言えるハイビジョン仕様の編集機DV―7Gが新たにローランドからリーリースされました。しかしこれが、ウィンドウズにしか対応しないものであるため、万やむを得ず、致し方なくウィンドウズマシーンを導入せざるを得なかったというわけです。
 スタジオエディションはSD編集機としては優れて使い勝手の良いスタンドアローン(独立した)のダイレクトリニア編集システムでありました。(ウィンドウズなどのパソコンОSを使用するものではありません.)
ピクチャ 4.png

 購入当時は、テープtoテープの編集スタイルが終焉のときを迎え、パソコンを用いたいわゆるノンリニア編集が台頭してきた時期であったのですが、映像という重いデータを扱うためにパソコンが編集途中でフリーズしてしまうことが多くビデオ編集愛好の人たち頭痛の種でした。
 そんな時に登場したのがDV―7シリーズでした。万一フリーズしても電源が落ちても、それまでの編集データがちゃんと保存されている機能には感嘆したものです。
 モノ創りに対するこだわりという面においては、ローランド社はスティーブジョブズのアップル社に匹敵するものがあると思いますね。
 ★スティーブジョブズ氏
ピクチャ 7.png

 そう言えば、スティーブジョブズはSONYの創業者盛田昭夫を尊敬していたとか。成功した創業者にはどこか通じるものがあるのでしょう。
 ★盛田昭夫氏
ピクチャ 9.png

 ローランドは元々電子楽器を製作するメーカーですので洗練された遊び心といいますか、どこかアップル社と通ずる社風みたいなものを感じます。浜松のローランド本社で創業者の梯郁太郎氏のお話を伺った事があります。御高齢ではありますが、モノ創りへの熱い想いが伝わって来たのを思い出します。
 ★梯郁太郎氏
ピクチャ 8.png

 そのDV―7シリーズも、寄る年波には勝てずと申しましょうか、ハイビジョンの波にようやく対応した新機種に取って代わる時代が到来したということです。
ピクチャ 5.png
 
 DV―7Gを搭載するプラットホームとして私が選択したのはSONYのVAIO。
 24インチのディスプレイ一体型のウィンドウズマシーンです。(上記写真)
 SONYのVAIOシリーズの中の「L」タイプで、HDV入出力用のiLink端子付きが決め手。メモリーは8ギガバイト、内臓ハードデイスク3テラバイトにそれぞれ増強されております。ブルーレイディスクドライブ(DVDスーパーマルチ機能)がついているので、ようやくHAJIMEVISIONも遅ればせながらブルーレイでの作品制作可能な環境になったといえます。
 私は、テレビとパソコンの両方の機能を有しているこの種のタイプは初めてなので、結構戸惑うことが多いです。リモコンには2つの電源スイッチがありますし。いま画面に映っている画像はパソコンなの?テレビなの?と迷うこともしばしばです。それらを一つ一つ覚えて行くのも「ぼけ防止」にはいいのかも知れませんが…
 地上波テレビはどのチャンネルもお笑い芸人や低俗なものばっかりですので、BSテレビのじっくりと創られた質の高い番組(例えばBS-TBSのSONG TO SOUL)などのハイビジョン録画も楽しみですね。
 VAIOへのDV―7Gのインストールも無事終わりました。
 編集に必要な様々な映像音楽素材はあらかじめある程度のものは同梱されておりますが、系列のアトリエビジョン(株)から安価な追加ダウンロード販売がなされると言う事です。営業活動用には別途契約が必要と言う事ですが、これもクリエイティブな映像制作活動への強力なサポートとなりそうです。
 今後、実際に編集作業をしてみての使用感レポートを少しずつ記述してみたいと思います。
 ROLAND社のDV-7G紹介ムービーはこちらから
http://www.roland.co.jp/mov/page.cfm?id=7424367002

 VAIO上のDー7Gの起動画面と編集画面
DV-7G起動画面370.jpg

DV-7G 編集画面370.jpg










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コメント 2

小樽・小林

 DV-7G は買わねば・・・しかし
PCをどうするか? ・・・・

 小島先生のブログを参考に思案中です。 
by 小樽・小林 (2011-11-23 20:49) 

HAJIMEVISION

PCは、過去の素材にもよりますが、DVやHDVテープなどであればカメラからiLinkケーブルでパソコンへと言うことになります。iLink端子付きのパソコンは極めて少なくVAIOのF、L、Jなどのタイプしかないのが現状ではないかと思います。メモリーや内蔵ハードの大きさにもよりますが、10万円〜15万円くらいでしょうか。
by HAJIMEVISION (2011-11-24 17:23) 

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