「冬季遊撃課程」帰還行事 [撮影取材]
本早朝、冬季遊撃課程教育受講中の隊員たちが、その全ての訓練を修了し無事帰還しました。
遊撃学生たちは19日朝以来、最終段階の総合想定訓練中でした。20日には既報の通り、ヘリコプターを使用した空路潜入で北海道大演習場千歳地区へ、その後、襲伏撃の任務を完遂し本日0630a.m.西岡の射場地区にスキー行進で帰還したのです。
冬季戦技教育隊戦闘戦技室長以下教官助教により発煙筒や信号筒が焚かれる中を31名の学生たちは喜びに顔をほころばせながら行進しました。
高橋雄二戦闘戦技教育室長から状況終了の指示があり、恒例行事に移行。
恒例行事とは「テッパチ盃」。陸自の旧型鉄帽を盃代わりとした“祝い酒”です。暖かい甘酒が満たされ、一人一人教育間の思い出を述べた後、飲み干したのでした。
★飲み干されたテッパチ盃の底には遊撃バッジが張られておりました。
その後、指導に当たった教官助教も一緒に記念撮影が行われました。
真駒内駐屯地では、学生の所属部隊の隊員たちや家族が大勢待ち受けていました。
遊撃学生長が平田雄嗣冬季戦技教育隊長に帰還報告をし、冬季遊撃徽章の授与が行われました。
その後、遊撃学生たちは出迎えの隊員たちや家族のもとへ駆け寄りそれぞれに感激のひと時を過ごしたのでした。
私は、約2ヶ月に及ぶ厳寒の北海道における過酷な訓練を修了したばかりの遊撃学生たちのリアルタイムの熱い思いを収録すべく奔走したのでした。
是非とも来期の教育時は5年ぶりの密着取材を実施したい旨を、高橋室長にお話しし、快諾を得たのでした。私たち取材陣も夏場の時期に身体を鍛え直して来年は心して撮影に臨みたいと思います。
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2014-02-23 12:14
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