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駐屯地創立記念行事レポートその3 [ビデオ制作]

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 ★雨の中、堂々のパレードを披露する第2師団の精鋭部隊

 6月11日(木)旭川駐屯地で行われました第2師団創立59周年・旭川駐屯地開設57周年記念行事の予行訓練の撮影に行って参りました。今回もまたまた雨という訳で天候に恵まれない創立記念行事撮影シリーズとなりました。
 今回の第2師団の記念行事ポスターは道内の他の師団旅団と比べてもアピール性のある大変洗練された印象のものでした。(一番上の写真) 日頃、訴求力のある写真撮影に尽力されている同師団のカメラマンの皆さんの労苦が偲ばれます。熱い想いが伝わって参りました。
 旭川駐屯地は旧軍時代に当時の対ロシア政策の一環として第7師団が駐屯しておりました。当時の旭川はまさに軍都と呼ぶにふさわしい街でありました。
 雨が降ったりやんだりのあいにくの天候ではありましたが、佐藤修一師団長の現場指導のもと整斉と予行訓練が行われました。整列した連隊等の中で、第25普通科連隊の隊員たちの装備が目を惹きました。これは次の時代に向けてコンピューターを駆使した言わば『サイバー部隊』のためのC4I2(Command Control Communication Computer Intelligence Interoperability)部隊実験の装備の一部と思われます。陸上自衛隊も新たな改革の時代を迎えているということでしょう。

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 ★ディスプレイ付きの装備をした25連隊の隊員

 今回特筆すべきはもう一つ。155ミリ自走榴弾砲18門を使用した音楽隊の演奏です。チャイコフスキー作曲の大序曲1812年が世界で初めて?!自走榴弾砲を用いて演奏されるのです。これまで通常の大砲を用いたものは全国各地で行われて来ましたが、新しい自走の大砲を用いては初めてということだそうです。これは必見と言えましょう。訓練の成果もあって発射のタイミングも見事に統制された素晴らしい演奏でした。私は、PANASONICのAVCHDビデオカメラAG-HMC155にエディロールのステレオマイクCS50を搭載して大迫力の貴重な演奏を高音質のハイビジョン収録させて頂きました。

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 ★大迫力!世界初! 自走榴弾砲を用いた「チャイコフスキーの1812年」

 午後からは、旧第7師団などの貴重な資料を展示してあります北鎮記念館を訪ね館長の平塚1尉の懇切なご説明を頂き、旭川の歴史の重さに感銘を受けて旭川を後にしました。佐藤師団長をはじめ案内して頂いた皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。

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 ★北鎮記念館(上)と平塚館長さん(下)








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