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VHSテープからDVDへ〜個人的映像資産のデジタル化 [ビデオ制作]

衣袋VHS370.jpg

 友人のMI氏(年齢的にはかなり先輩です)からVHSテープを6本、DVDにして欲しいと預かりました。(上記写真)
 それは、MIの自衛隊時代における貴重な映像の数々であり、また、ご子息の結婚式&披露宴の模様などを収めた古いVHSテープでした。期間にすると約30年前の昭和58年から平成11年までの間に渡る映像記録です。MI氏にとってはまさに生涯の宝物であり稀有の個人的映像資産であります。

 私が初めてビデオカメラを手にしたのが、たしか昭和59年頃でしたが、その頃のビデオデッキと言えば一抱えもあるような超重いVHSデッキでしたね。テープ1本で何千円もしたと思います。その後、SONYのベータ方式との競争に勝利し世界を席巻した録画方式となりました。
 しかし、VHS方式は2011年のテレビのデジタルハイビジョン放送化を機にほとんど第一線からその姿を消しつつあり、家庭における録画機はDVDそして今やブルーレイに取って代わられております。
 風前の灯のVHSテープ
220px-VHS_cassette_with_ruler.jpg

 したがって大きく場所もとるVHSは今や家では厄介者扱い。どの家庭でもDVDやブルーレイに変換したいと言うニーズが潜在しておるのです。VHSビデオデッキそのものも壊れたり、メーカーでも部品供給が出来ず修理不能だったりして家庭から消えつつあるのが現状です。まさにVHSテープも昭和時代の8ミリフィルムと同じ宿命を歩んでいるんです。
 本年2月には、パナソニックも生産停止を発表しております。(下記記事)
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120210/biz12021014430018-n1.htm

 今回、MI氏のご希望はDVDへの変換でありましたが、単にダビングするだけではもったいない。これは、MI氏にとってはまさにアーカイブス(貴重な古記録)であります。映像の中からこれはと言う部分を静止画像に書き出して、ジャケットにデザインし、#1から#6までのMI家ファミリービデオライブラリーDVD版として完成させました。MI家の家紋である武田菱をジャケット表面左上にあしらっております。(下記写真)
 要すれば、予備としてあと1〜2枚ずつ複製コピーしておけば万全であります。
 スペース的にもケースを考慮しても約半分の厚みです。
 こうすれば、将来、子供や孫へと間違いなく受け継がれる「映像遺産」となることでしょう。
衣袋DVD370.jpg

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