ゼロ・ダーク・サーティ [映画紹介]
http://zdt.gaga.ne.jp
近日公開予定の映画の紹介をしようと思っているうちに、アルジェリアでの人質事件が起きてしまいました。
アルジェリア軍(特殊部隊?)によるアルカイダ系武装勢力に対する攻撃で日本人も含む多くの人質が命を失った(らしい)と報道されている今回の事件。その攻撃の是非(時期や方法)についても多く議論の余地がありそうです。
下記写真は朝日新聞記事(2013.1.19)より
彼我の識別(ゲリラと人質)さえ十分になされていないのではと疑念がもたれます。アルジェリア軍の精強度(練度や士気)も正直疑われます。拙劣な作戦か?
「拙速は巧遅に優る」と言われますが、今回は当てはまらないでしょう。早期掃討と言う政治的な要求はあったにせよ。
一方、今回の特色は、とにかく「情報不足」と言うことです。いまだに生存者死亡者の明確な名前すら出て来ておりません。アメリカ等はおそらく無人偵察機を飛ばして作戦の全貌は把握している筈ですが…
日本企業があのようなアフリカの砂漠に天然ガスプラントを建設しているなんて一般にはあまり知られてはおりませんが、日本企業の地道な長年の努力の賜物なのでしょう。
しかしながら、今回を契機に日本の経済進出におけるテロリスト等の脅威からのリスクや危機管理の根本的な見直しが求められることになるでしょう。アルジェリアにとっても大きな代償を払うことになりそうです。
ところで、「映画」の紹介ですが、『ゼロダークサーティ』
あのビンラディンを追いつめた真実のストーリー。アカデミー賞5部門にノミネートされた話題作です。まだ私も見ていないのです。
しかし、おそらく『情報インテリジェンス』のことも重要なテーマかと思います。必見!
Zero Dark Thirty: The Shooting Script
- 作者: Mark Boal
- 出版社/メーカー: Newmarket Press
- 発売日: 2013/02/05
- メディア: ペーパーバック
2013-01-20 20:53
nice!(2)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0