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第6期冬季遊撃課程教育(最終) [撮影取材]

冬季遊撃帰還徽章370.jpg

 1月初旬から教育実施中であった冬季遊撃課程教育が、2月24日早朝、最後の総合訓練が終了し、学生たち31名が、晴れの冬季遊撃徽章を授与されました。
 この日の取材は未明の04:00AMにフリーカメラマンの素利氏と自宅を出発、まだ真っ暗な北海道演習場西岡地区に前進しました。
 4夜5日約40キロの行程をいくつもの任務を達成しつつ遊撃戦闘隊は島松山を越えて西岡地区に到達しました。行程間の気象状況は、この時期としては比較的穏やかではありましたが、課程主任の小松1尉によりますと折からの雨に打たれ体力の消耗は激しかったようです。
冬季遊撃帰還(西岡)①370.jpg

冬季遊撃帰還(西岡)②370.jpg

冬季遊撃帰還空撮①370.jpg

冬季遊撃帰還空撮②370.jpg


 最終到達点手前付近で態勢を整えた戦闘隊は遊撃旗を先頭に歓迎の照明弾が焚かれる中、教官助教の出迎えを受け急造りのアーケードをくぐりました。元戦技室教官の紙屋氏がマルチコプターによる空撮をサポートしてくれました。映像的にも印象的な最後のセレモニーです。
 ↓「これで子供に会える!!!」
冬季遊撃子供に会える370.jpg

冬季遊撃鉄帽盃370.jpg

 ↓最後に飲み干した鉄パチの底には輝く冬季遊撃徽章がありました。手にする学生長の藤松2尉の顔には満面の笑みがこぼれます。
冬季遊撃とったどう!370.jpg

 恒例の「鉄パチ盃」は今年もまた学生たちを喜ばせました。隊員たちは甘酒を飲み干す度にそれぞれの熱い想いを口にしたのでした。
冬季遊撃帰還出迎え370.jpg

冬季遊撃帰還敬礼370.jpg

 その後、真駒内駐屯地において、家族や隊員たちが出迎える中、盛大な帰還行事が催されました。
 冬季戦技教育隊長平田1佐からは、一人一人に冬季遊撃徽章が授与されました。
 こうして今年もまた冬季積雪寒冷を克服した“遊撃戦士”が誕生したのです。
 全国から集った彼らは、またそれぞれの部隊に帰り陸上自衛隊の冬季戦技能力の向上に一役買ってくれることでしょう。
 そして、彼らの後に続く後輩の隊員たちがまた来期、「冬季遊撃」にチャレンジすることを期待したいものです。
 今回の2ヶ月間に渡る一連の撮影取材した素材は今後編集し、5月中旬には映像作品「冬季遊撃2015〜厳冬の遊撃戦士(仮題)」として完成予定です。ご期待ください。
冬季遊撃徽章370.jpg



 

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第6期冬季遊撃課程教育その3 [撮影取材]

冬季遊撃訓練塔370.jpg

 “冬季遊撃”課程教育はニセコでの約20日あまりの山岳訓練を終了し、再び真駒内駐屯地に戻って来ました。
 後半は、いよいよ実戦的な潜入潜在訓練が開始されます。特に空路潜入は冬季における重要な手段のひとつであり、段階的なスキルアップが図られます。
 まずは、真駒内駐屯地の訓練塔を使いまずは、低所から。
 そして、最終段階は実機と同じ約18mの高さからロープを使ったリペリング降下を行います。飛び降りや梯子を使った要領も演練します。
冬季遊撃訓練塔飛び降り370.jpg


 訓練塔での訓練が終わると演習場で実機(HU-1H)を使用した訓練に移行します。
 天候は快晴無風ですが、ヘリコプターのダウンウォシュを浴びると体感は−10度くらいです!
冬季遊撃ヘリと隊員②370.jpg

冬季遊撃ヘリと隊員③370.jpg

 隊員たちが相互に警戒の態勢を取る中、リペリングや飛び降りの実戦的訓練が敢行されました。
冬季遊撃ヘリから③370.jpg

冬季遊撃ヘリから①370.jpg

冬季遊撃ヘリから②370.jpg

冬季遊撃ヘリ飛び降り①370.jpg

冬季遊撃ヘリ飛び降り②370.jpg



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第6期冬季遊撃課程教育その2 [撮影取材]

冬季遊撃助教と隊員370.jpg

 ニセコトレーニングセンター周辺における冬季山岳基礎訓練の最後を飾るのは、2夜3日の山地潜入総合訓練でした。
 25日早朝、トレーニングセンター横で隊容検査を受けた後、隊員たちは出発して行きました。

 ★アポロ宇宙飛行士ではありませんよ!整列した遊撃隊員たちです。
装備は30Kgを超えます。
冬季遊撃隊員整列370.jpg

 ★山腹をトラバースする隊員たち
冬季遊撃トラバース370.jpg


 取材する私たちは冬季戦技教育隊のスノウトラックの支援を受けてチセヌプリの南斜面の1日目宿営予定地点まで前進しました。スノウトラックの計器盤には可愛い雪だるまが描かれていて遊び心たっぷり! 左側が操縦席でしたが、国産でしょうか? 後で教えてもらいましょう。
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冬季遊撃スノウトラック車内370.jpg

冬季遊撃計器盤370.jpg


 チセヌプリ南斜面には風下側に見事な雪庇(せっぴ)がせり出しており、おそらく厚さは5mを超えるしょう。
 気温は−5℃、微風と言う彼らにとって恵まれた?環境下で、隊員たちは約10mくらいの間隔でバディごとに約4時間をかけて雪洞(横穴式)を掘削しました。
 
冬季遊撃雪洞370.jpg

 その日は出来上がった雪洞で1泊して、翌朝早朝には出発次の目的地五色温泉を目指します。
冬季遊撃山を下りる370.jpg

冬季遊撃警戒中370.jpg

 五色温泉(もちろん温泉そのものではありません)付近に到着した遊撃隊は先行班をもって安全化を確認した後、主力が2日目の宿営地を占領し、雪洞(縦穴式)の構築を開始しました。
冬季遊撃雪洞縦穴370.jpg

 3日目の朝はいよいよアンヌプリ登頂を目指します。(つづく…)



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「第6期冬季遊撃課程教育」撮影開始! [撮影取材]

冬季遊撃2015遊撃旗370.jpg

 新年早々の1月9日から冬季戦技教育隊が担任する「第6期冬季遊撃課程教育」が開始されました。
 この教育は自衛隊発足間もない頃、名寄において「特戦隊」と呼ばれていた時期を経て、私が1等陸尉であった昭和58年に「冬季挺進集合教育」として教育を受けたこともあります。
 平成21年度に陸幕の正式な課程教育として今回が6期目に当ります。
 HAJIMEVISIONとしては、2009年に一度取材しておりますが、陸幕広報の承認も得て、今回再び教育期間中の主要な科目について撮影取材を敢行することにしました。
冬季遊撃2015入校記念370.jpg
 
 9日の朝、入校式が終わるや遊撃学生たちは一路ニセコの山奥にあるトレーニングセンターに前進し約20日間に渡る教育前半の山岳訓練等に挑みます。
冬季遊撃2015ニセコトレセン370.jpg

 屋内教室における座学では、遊撃行動に必要な基本的な知識を系統的に習得します。
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冬季遊撃2015座学中370.jpg

 今回の学生たちは幹部以下約30名。約半数が北海道外からの参加です。これも陸幕の正式課目となったためでしょう。冬季の作戦行動のスペシャリストたちが各方面隊に育つことを期待されているのだと言えましょう。
 座学の後は、まずは北海道の積雪寒冷を実体験。
 零下の屋外において準備体操、軽易に暖をとる方法、そして凍傷体験(実際に凍傷にはなりませんが)から実習が始まります。−3度程度でも素手や素足を雪の中に10分も置きますと感覚が無くなります。それを実体験することは実際に積雪寒冷下で作戦行動する際の自分の感覚的「尺度」を養うことになるのですね。
冬季遊撃2015準備体操370.jpg

冬季遊撃2015凍傷体験370.jpg

 スキー行進を終えて雪の中で宿営することも学びます。教官助教の展示の後、簡易的な「イグルー」をおよそ1時間半で制作します。バディごとに一致協力して雪のブロックを積み上げて制限時間内に完成させます。
冬季遊撃2015イグルー①370.jpg

冬季遊撃2015イグルー②370.jpg

 「冬季遊撃課程教育」は、まだ始まったばかり。2月末の教育修了まで、要所要所で撮影を続ける予定です。

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第11普通科連隊の中隊等訓練検閲(2Co/5Co/Ept) [撮影取材]

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 ★第2中隊長岩井3佐。精悍な表情が印象的(上記写真)

 第11普通科連隊の訓練検閲が11月20日〜21日行われ、その1日目を取材させて頂きました。
 今回は、第2中隊、第5中隊、施設小隊が、年に1回その訓練練度を連隊長に査察頂く機会であります。
 検閲科目は下記の通り→
 第2中隊:「攻撃に任ずる戦闘団内装甲人員輸送化中隊の行動」 第5中隊:「攻撃に任ずる戦闘団内装甲戦闘車化中隊の行動」 
 施設小隊:「攻撃に任ずる戦闘団内施設小隊の行動」
 課目をご覧になると分かるのですが、第2中隊は73式装甲車、第5中隊は戦闘装甲車(89FV)の相違点があります。
 ★整列する第2中隊
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 ★第5中隊長、岡3佐。フリーカメラマンの素利氏が後方で撮影中
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 HAJIMEVISIONスタッフは小島以下3名(ビデオ:素利、スチル:酒井)。酒井氏は今回が初の本格的な自衛隊取材でした。
 午前2時に小島宅に集合、酒井氏を太平でピックアップし、南恵庭駐屯地に向かいました。
 午前4時半に第2中隊の隊容検査から撮影はスタートしました。
 気温はおよそ零度(体感は−5℃くらい)。きりっと引き締まった隊員たちの表情が印象的でした。
 各中隊、施設小隊はそれぞれ、連隊長に準備完了の報告をした後、隊員の装備そして、車両部隊の準備状況を補助官の幹部たちに念入りに点検を受けました。
 ★隊容検査を受ける施設小隊長岸本2尉
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 その後、速やかに状況が開始され車両行進がスタート。

 最初の撮影はAM6:10頃、第2中隊が敵の伏撃を受ける場面でした。11号道沿いに地雷を発見した先遣の前衛小隊は直ちに車両を下車して偵察開始、地雷帯を除去して遅滞なく行進を継続しました。
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11i2Co伏撃対応370.jpg
11i2CoMG手370.jpg

 夜明け前後は最も気温が低下します。一面に霜柱が立つ中を隊員たちは真剣に訓練に取り組んでいました。
 次の状況はAM08:10頃、第5中隊の警戒陣地の攻撃場面。柏木沢付近で敵警戒陣地を駆逐する模様を密着撮影させて頂きました。

 ★第5中隊を待ち受ける赤部隊のFV
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 ★攻撃する第5中隊のFV、後方に90式戦車が続く
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 ★障害処理に任じる施設小隊「地雷処理は俺たちに任せろ!」
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 第11普通科連隊は陸上自衛隊唯一の完全機械化連隊です。
http://www.mod.go.jp/gsdf/nae/7d/hensei/team/i/11i.html
 協同する90式戦車と一体となって攻撃する姿は圧巻!! まさに機械化連隊の面目躍如というシーンの連続でした。
 検閲は、翌21日午前中まで連続状況下で北海道大演習場を舞台に繰り広げられたのでした。

 “我らここに在りて国安らかなり…” お疲れさまでした!!
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日米共同実動訓練“ORIENT SHIELD”総合訓練その2&訓練終了式 [撮影取材]

日米共同恵庭岳とヘリボン370.jpg

 日米共同実動訓練総合訓練の続報です。
 主力の攻撃に連携したヘリボーン作戦が11月5日07:30北海道大演習場島松地区桜森の旧戦闘射場地区に対して日米共同で行われました。
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 私が撮影していた木村が丘の主力部隊の位置からは真っ白に雪をたたえた恵庭岳を背景にヘリボーン部隊が飛行して行くのが見えました。
 日本側AH-1S、米陸軍側AH-64Eの支援下に、HU-1H、CH-47、UH-60ブラックホークに搭乗した日米の隊員たちが次々にヘリボーンにより降着しました。
日米共同へリボーン写真①370.jpg

日米共同へリボーン写真②370.jpg

日米共同訓練訓練ヘリボーン①370.jpg

日米共同総合3名の兵士370.jpg

 フリーカメラマンの素利氏は11連隊の広報陸曹とともに台上でヘリの凄まじいダウンウォッシュを受けながら撮影しました。後で気づいたらレンズには飛んできた泥の飛沫がびっしりと付着していたそうです(笑) 自衛隊の撮影は常に過酷ですね。

日米共同訓練訓練終了式①370.jpg

 そして本日は、訓練を締めくくる訓練終了式が東千歳駐屯地で行われました。
 日本側の統裁官である第7師団司令部幕僚長石田1佐からは、「本訓練に参加した日米両国の全ての隊員諸官がその目的を達成したと確信する。ストライカー歩兵戦闘車との実動訓練や旅団戦闘指揮所を研修できたこと等により陸上自衛隊が今後装備する即応機動連隊への資を得た。」との訓示があり、第2−2旅団長ザイスマン大佐と固い握手をしてお互いの健闘を讃え合いました。
日米共同訓練訓練終了式②握手370.jpg


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日米共同実動訓練“ORIENT SHILD” 2014/総合訓練その1 [撮影取材]

日米共同訓練高機動車内で370.jpg

 10月27日から北海道大演習場を舞台に繰り広げられて来た今回の日米共同実動訓練が、総合訓練最終日を迎えました。
 11月5日早朝04:30!島松の演習場管理統制所で第11普通科連隊広報班長の藤松2尉と会合した我々HAJIMEVISIONのスタッフ3名は、準備して頂いた高機動車で撮影地に向かいました。
 今回の撮影は、私がこの夏から行っている第11普通科連隊の「1年間継続取材」の一環として、第7師団広報の特別な許可を頂き実施することとなりました。
 まだ、東の空も明けやらぬ真っ暗な中を藤松班長の「暗調応」(分かる方は分かりますよね!)を考慮しながらの運転に、現役の頃を思い出しましたね。
 向かった先は第11普通科連隊が敵と接触中の木村が丘南端付近。90式戦車やFVが展開して朝焼けの中を今や遅しと攻撃の時を待っている状況でした。
 我々は演習部隊の状況を壊すことのないように部隊と同様の鉄帽と陸自迷彩柄の外被を貸与され着用しました。

 06:00 11連隊基幹が支援する中を米第1軍団第7師団第2−2旅団のストライカー装甲車が次々と超越して攻撃が開始されました。
 我々の時代(もう10年前)は、バウンダレー(境界)の左右を日米が並列して異軸攻撃するのが常でしたが、今回は、同軸。
 写真をご覧の通り、地雷原を開設した11連隊の施設小隊隊員の誘導のもとに米ストライカー装甲車が突進して行きました。
日米共同ストライカー誘導370.jpg

日米共同総合米車両縦列370.jpg
日米共同総合日米装甲車370.jpg
日米共同総合Ept①370.jpg
日米共同ストライカーと隊員370.jpg

 我々が現役であった時代に比べ、より一層一体感を増した日米共同演習の一端を垣間みることができました。
 ★藤松11連隊広報班長(左)と。私は2等陸尉(笑)
日米共同総合藤松班長と370.jpg


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日米共同訓練機能別訓練「偵察」(Reconnaissance) [撮影取材]

米軍ストライカー370.jpg

 10月27日から11月7日まで北海道大演習場(千歳・恵庭地区)で行われている日米共同実動訓練(ORIENT SHIELD)。
 本日は日本側、第7偵察隊と米側、第1−17大隊が機能別訓練の科目「偵察」を通じ相互連携要領を訓練しました。
 秋晴れの北海道大演習場島松地区二翁台周辺に展開した米陸軍は、ストライカー装甲車2両、戦闘ヘリコプターAH-64E2機等、人員30名。
 陸上自衛隊は、第7偵察隊の90式戦車4両、73式装甲車5両、81mm迫撃砲1門を含む人員100名。
 状況は、ストライカー装甲車に乗車した米陸軍部隊の偵察行動から開始、地雷原を発見し更に敵陣内へ徒歩偵察を続行。
 第7偵察隊は、90式戦車、装甲車で射撃を含む強行偵察を実施。
射撃中370.jpg

 並行して米戦闘ヘリコプターが支援、上空からの偵察行動を行う形で密接な連携要領を演練しました。
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低空飛行AH-64E370.jpg

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 演習現場でメディア記者等のインタビューに答えた在日米陸軍第1軍団前方司令部の広報室長トナー(TONER)陸軍中佐は日本の陸上自衛隊について「素晴らしい優れた戦闘部隊である。プライドをもって規律正しく鍛錬された隊員たちである。」と高く評価していました。
 私がかつて師団の広報室長として勤務したこと、トナー中佐と同じ階級でしたと話しかけると嬉しそうに握手を求めて来ました。
トナー中佐と370.jpg

 我々の取材撮影活動ももまた日米の絆にちょっとだけ一役買うことができたかも知れませんね。



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北部方面隊戦車射撃競技会最終日(5日目) [撮影取材]

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 北部方面隊戦車射撃競技会の最終日の最後を飾る射撃は、オープン参加の10式戦車でした。
 上富良野に駐屯する第2戦車連隊第4中隊の4両が素晴らしいその性能を披露してくれました。
 気温7度前後の肌寒さの中、数多くの隊員たちが見守る中、90式戦車を一回りコンパクトにした10式戦車が姿を見せると大きなどよめきが会場にこだましました。
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 私は、広報用の73式APCの車上から10式戦車小隊と並走しながらその素晴らしい勇姿に感動しつつ撮影をいたしました。
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10式戦車射撃①370.jpg

 今日は山間部では雪の便りも聞かれるこの秋一番の寒さではありましたが、5日間の撮影を通じて全46個小隊の熱き闘いを全て撮影収録できました。そしてその最後に我が国が誇る最新の10式戦車の貴重な小隊射撃を撮影できたことに熱いものが込み上げて来ました。
 この5日間、我々メディアグループの様々な撮影ニーズに真摯に応えて頂いた第7師団広報班長以下、広報幹部・陸曹の皆様に心から感謝申し上げます。
 ★開会式から始まって約1週間あまり、愛用のPANASONIC160Aで献身的にご協力頂いた素利義文氏にも感謝!
素利氏と機材370.jpg

 ★PANASONIC155の上にLUMIX FZ1000を搭載して撮影している小生
小島とカメラ370.jpg

 ★広報専用(報道メディア用)のAPC(73式装甲車) 所属は第73戦車連隊。今回はこの車両に本当にお世話になりました。搭乗しているのはメディアでも最古株の真光寺氏
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北部方面隊戦車射撃競技会3日目 [撮影取材]

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 10月17日(金)から北海道大演習場第1戦車射場で開催されている陸上自衛隊北部方面隊戦車射撃競技会を密着撮影中です。
 写真は、昨日18日の模様です。
 戦車マンたちにとって日頃の練成成果を発揮する年間最大の晴れ舞台がこの競技会。道内の機甲科職種部隊の代表46個小隊が参加しているんです。 一個小隊4両(いずれも90式戦車)ですから、何と184両の90式戦車がその射撃の技を競うのです。
 このようなスケールの射撃大会は北海道でしか観ることはできません。
 今日は中日(なかび)です。競技会は21日まで続きます。私のスタッフは開会式から始まって22日予定の閉会式まで1週間の密着撮影取材を敢行中です。
 写真3枚は先日紹介しました4K動画から静止画に落としたものです。(PANASONICでは、4KPHOTOと呼称しています)

 ★第2戦車連隊所属小隊(上富良野駐屯地)の射撃
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 ★砲塔に「士魂(しこん)」の文字が見えるのは、この3月に真駒内から北恵庭に移駐した第11戦車大隊の小隊
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