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自衛隊「攻撃力」増強計画(宝島社) [書籍紹介]

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 かなりインパクトのあるタイトルに陸自経験者としても驚かされるが、内容は今後の自衛隊がどう変貌して行こうとしているのかを図解とデータで中高生にも解りやすいレベルでよくまとめられている。
 全128ページ中、半分の63ページがカラー印刷であり、視覚的にも楽しめる。
 東日本大震災時に陸幕長であった火箱芳文氏に対する9ページに及ぶインタビュー記事(渡邉陽子氏まとめ)は、東日本大震災における各種教訓が、今後の自衛隊の大改革につながっていることを伝えている。
 しかしながらそれも道半ばであり、最大の問題は予算上の制約であることが文脈から理解できるだろう。
 東日本大震災の教訓が散りばめられた火箱氏の著書『即動必遂』も読んだが、国難とも言うべきあの未曾有の災害に際して火箱氏をはじめ枢要な指揮官クラスに然るべき人材が居てくれたことはまさに幸運であったと思う。
 また、自衛隊が警察予備隊として創設以来、防衛行動を基本として営々として培ってきた実力が遺憾なく発揮されたと言うことにおいて、陸自OBとしても我々が辿ってきた道に誤りはなかったと確認し、かつ後輩たちの被災者重視の献身的な活動を当時誇りに思った次第である。
 世界情勢は我々の予測を越えて今も変転しているが、『治に居て乱を忘れず』との言葉は国の守りの重要性が微塵も変わりがないことを示している。
 宝島社から出版された、この本の価格は1280円(+税)だが、誰が見てもそれ以上の価値がある。
 中高生でも買える価格であり、若い方にも是非読んでいただきたい。
            (小島が記述したAMAZONのブックレビューをここに再録)

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